2010年04月09日

目立つ隠れ家*アンティークと古書と喫茶「迷子」

「ま~い~ご~の~、ま~い~ご~の~、こ~ね~こ~ちゃ~ん~♪」(@紅い眼鏡)

1階左のドアへどうぞ

こんな鼻歌を歌いつつ自転車漕ぎ漕ぎ行くお店が、ここ「アンティーク 喫茶 迷子」でございます。

銀閣寺に近い鹿ヶ谷通沿いにある、一際目を引く西洋館(ごく最近のヴォーリズ建築事務所の作らしい)の1階です。初夏は薔薇が咲き、夏は蔦に覆われて良い感じです。

アイスバーグかな?

2階は界隈では有名なカフェ「GOSPEL」。(「GOSPEL」は昔は「おてんばキキ」という名の喫茶店だった。新婚当時パパと来たことあるの。1件おいた右隣が甘味の「喜み屋」)



一昨年、ほぼ四半世紀ぶりで2階のGOSPELに夫婦で訪れ感慨深かったですが、それよか1階の「迷子」の品揃えが大いに気に入って、以後せっせと通っています。





アンティークと看板にありますが、古書・・・特に童話の美しい復刻装丁本や少年少女小説、推理小説と言うより「探偵小説」と冠したい書籍、しかも非常に状態の良いものが揃っています。


入り口際にディスプレイされた本

杉本一文のイラストも禍々しい、角川文庫の黒表紙の横溝正史シリーズが懐かしいなあ。「読んでから見るか、見てから読むか」とか、「毒殺××円、絞殺××円・・・」とか、CMに釣られた世代です。





古い書棚には他にも江戸川乱歩夢野久作といったベストセレクションが並びます。御店主は海野十三山中峯太郎といった少年倶楽部方面の作品にも詳しく、お話を伺うのが楽しいです。京都らしく邦画関係の書籍や資料も色々揃っています。




アンティークは50~60年代風のファッション小物がオススメ。以前載せたレトロなビーズハンドバッグもここで見つけました。先日は「黒蜥蜴」が持っていそうな黒エナメルのパーティーバッグがあって、ちょっと心が動いた。





重々しい音色の大きな柱時計と仄暗さに、竹中英太郎的猟奇ムードも漂ったりして、ある意味「喫茶探偵(Bar探偵)」よりも更に大人の隠れ家っぽい、セピア色のめくるめく探偵ワールドです。熱い珈琲を啜りつつ、東西の名探偵が立ち寄るのを妄想・・・。




「写し絵」って知ってる?駄菓子屋に売っていたなあ

カウンターで供されるのはコーヒー(ホット)しかありませんが、店主と探偵小説の話に興ずるも良し、レトロ漫画やアニメ、特撮を熱く語るのも良し。


御主人はこの辺りの少年文化に詳しい


これの話ができる人を見つけて嬉しい!





Posted by いたのり at 02:17│Comments(2)
この記事へのコメント
入ってみたいなー。
でも娘達はコーヒーをよう飲めんけぇ、一緒には行かれません…
父さんと2人で行ってみよ。。
5月の連休に親戚の法要が入ってしまったので、またまた、当分京都には行けそうになく残念。ブログを拝見しつつ、行った気分を味わいますので、ヨロシクね^^
Posted by すー at 2010年04月10日 11:30
お宅の娘さん達もコーヒー苦手ですか。
ウチの子も苦手で、オシャレな喫茶店に入っても、オレンジジュースとか
せいぜい紅茶で、「ライト商会(猫のきんたろうの店)」はカルピスが
あるから嬉しいそうな。
「こぶ茶」のあるステキなお店もあるので、近々御紹介いたしますね^^
Posted by いたのりいたのり at 2010年04月12日 00:49
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