2010年03月12日

与話情浮名横櫛変身キット*お富さんきせかえ

粋な黒塀 見越しの松に
仇な姿の 洗い髪
死んだ筈だよ お富さん
生きていたとは お釈迦さまでも
知らぬ仏の お富さん
エーサオー 玄治店(げんやだな)


1954年ヒットの春日八郎の歌謡曲ですが、元は歌舞伎の「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」、通称「源氏店切られ与三(げんじだな きられよさ)」「お富与三郎」です。

そして問題は、この「お富さんきせかえ」です。

昭和29年モノ?でボロボロ

お富さんってさあ~、「お妾さん」でもって芝居だと「毒婦」の扱いなんだけど、いいのかいな?幼い女の子の玩具だよ。

誰?

モダンなパーマネント頭の女性を、着せ替えで洗髪横櫛のアダっぽい「お富さん」に変身させるのですが、この妙にリアルな顔の女性、誰がモデルだろう?新国劇の女優さんかな?(子供の頃「深刻な劇」ばかり上演している劇団だと思い込んでいました...orz)

ストッキングの一本線(シームレスはまだ無い)がなまめかしいです。

着せ替えながら歌おう!

はるか昔、同じレトロ物コレクターの友人と、パチモンの「アラちゃんノート」と交換した品ですが、「意味もわからず、いきなくろべい~と幼女が歌いながら、この着せ替え遊びをしていたかと思うとたまらん!!!」と、惜しみつつくれました。歌詞載ってるし・・・。


祇園界隈を歩くと、実際に黒塀と見越しの松のあるお茶屋が散見されます。粋です。

自分が好きな大正期の日本画家甲斐庄楠音の出世作「横櫛」は、歌舞伎のお富の仕草を真似る女性を描いたものだそうです。

祇園にて






Posted by いたのり at 22:09│Comments(0)
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