2010年02月12日

節分ツアーに行こう!6*昨日までの鬼とは違うんだぜ!吉田神社

節分ツアー、締めは吉田神社です。

二の鳥居

豚児が下宿するようになってから「京都の節分で特に有名なのは、壬生寺と吉田神社」と知りました。ガイドブックで炮烙と狂言の壬生寺は知っていたものの、吉田神社は単なる「京大の隣の広い神社」という認識で正直スマンかった。

京大でも恵方巻き

壬生寺は京都御所の「裏鬼門」、吉田神社は「表鬼門」に当たるとのことから、その重要性と、節分の追儺(ついな、鬼やらい)の儀式が連綿と伝わる理由がわかります。

吉田神社公式サイト
(節分祭厄除け福豆 福当たり抽選番号発表もこちらから)


吉田神社で追儺式が行われるのは2日の晩で、人出もその日がピーク。実は当日、自転車で百万遍交差点のダイコク薬局に、買い物しがてら見に行ったら大変な人でした。

↓3日でこの混雑、2日は推して知るべし
自転車で突入不可

不景気は初詣客が増えるというクチか、去年より混んでる!カンフォーラの前に自転車を停めようとしても、そこまで進めない!百万遍から京大キャンパスに入り直すのもおっくうで、荷物もあったし小雨もぱらつくから諦めて帰ってしまった根性無しです。

イナズマイレブンだー

結局3日に、節分ツアーと称してあちこち廻った最後に行きましたが、前日より確実に人が少ない。夜の11時に行われるどんど焼きみたいな「火炉祭(古神札焼納神事)」が3日のメイン行事で、綿菓子のテキヤのおっちゃんも「(露店が)出るのは今晩まで」と言っていました。

数多くの屋台については、昨年と変わりがありません。小中学生にとっては屋台天国ですが、「6時なので子供は帰りましょう」と、場内放送で何度も帰宅を促していました。(補導員も巡回している。)


今年はヴィッツとテレビが目を引く

去年より多い気がする

福豆に付いたクジの賞品は、ヴィッツにテレビに今年も豪華です。去年より品数が多い気がする。

地元のもの


福豆と疫神斎(えきじんさい)の御札を購入してから、お菓子の神様を祀る菓祖神社で豆茶のお接待を受け、上の大元宮参道の途中にある料理の神様を祀る山蔭(やまかげ)神社に、料理の腕が上がるよう詣でました。

お菓子の神様

豆茶と豆菓子

大元宮参道も屋台でいっぱい

5月8日の例祭には生間流(いかまりゅう)式包丁が奉納されるとあります。この式包丁と有職料理を伝える萬亀楼は、池波正太郎の食べ物エッセイに登場します。

山蔭神社

日本は多神教""

もちろん献灯

山蔭神社の前には、お蕎麦の河道屋の「年越そば」の出店。「立春は旧暦の元日だから、年越蕎麦は今日食べるのが正しい!」と、お店の人が力説してくれました。

年越そばをどうぞ



全国の神様のお社がある大元宮

全国の神様のお社がある大元宮の前で、鬼発見!!!

鬼デター!

大声で「福来たる~、福来たる~」と言いつつ、手にした扇で道行く人の頭をポン。

赤鬼も

「昨日までの鬼は悪い鬼!今日のはええ鬼やから。」と、怖がる幼児に付き人が説明していました。

え~と、これはつまり、昨晩の追儺式で調伏されて良い鬼になったってことで、その改心の証が、虎のフンドシに鉄棒から打って変わった、礼儀正しく扇を持つ紋付袴姿ってことですかい?なんだか可笑しくもカワイイ。

禰宜さんに女の子が続く

陰陽道の厳格な神事なはずなのに、2日に境内にいるまだ「悪」のはずの赤青黄の各鬼に、頭を撫でてもらう(記念写真や握手も応じてくれたりする)のもメデタイ、3日の「良い」彼らに扇でポンされるのもメデタイという、どこかアバウトなゆるい雰囲気と、万事テキトーな日本人の宗教観(?)がたまりません。

↓2日の鬼達
青鬼もいます

去年見た方相氏(ほうそうし)の行列と同じく、紋付袴鬼の後ろを、可愛いピンクの童水干(わらわすいかん)姿の女の子達が続きます。

↓これは去年の2日の様子
去年の様子

大元宮には、その方相氏の木像もありました。追儺式の主役で、鬼ではなく「四つ目鬼の面を被り盾と矛を持ち鬼を払う役目をする人間(大舎人おおとねり)」です。

お賽銭まみれ

ここに厄を納める

「鬼やらい」じゃなくて「鬼ころし」の四つ目限定バージョンらしい酒樽が、下の本殿近くに奉納されていました。超強力に辛口で効きそう。

鬼ころしの限定バージョン?

「福来たる鬼」以外にも、何やら怪しいカッコの人を良く見かけましたが、これは節分に仮装をして楽しむ「おばけ」という花街の風習にならって、色々な扮装を有志でしているようです。

コスプレ

仮装

要はコスプレやね。精華大学でも「お化け」の復興を試みて、三条商店街を仮装して練り歩いたと、晩のニュースで流れました。それを見つつ、誓願寺で当てた恵方巻きを食す親子であった。

(名古屋は大須で毎年開催する世界コスプレサミットみたいなのを、京都マンガミュージアムで節分に開催すれば、文化の継承と集客になってインジャネ?とオタクは提唱します。)

本日の収穫1

本日の収穫2(一部)

ところで、豆が50袋近くあって(吉田神社のクジ付きのを10袋買った)、一袋約30粒入っているから、年の数を食べて下宿や家で撒いても、まだ10世紀分はある。

後で炒って豆茶にしたら、香ばしく美味しゅうございました。

健康豆茶

節分限定販売の疫神斎の御札ですが、キョンシーの頭に貼るようだの、「東京魔人學園」のアイテムみたいだのと思っていましたが、今年は「銀魂」の陰陽師結野衆の呪符に見えてしょうがない。困るwww


↓昨年の吉田神社節分祭ルポはこちら↓

屋台編「裏・女立喰師列伝*吉田神社節分祭露店」
くじ編「ヴィッツをねらえ!*吉田神社節分祭くじ」
鬼編「四つ目がとおる*吉田神社節分祭神事」

印を結んでどこかに貼りたい
↑宝船の帆に「獏」とあるのに注目!悪夢を食べてもらって良い初夢が見られるおまじないで、諸星大二郎の「六福神」を思い出す。






Posted by いたのり at 23:31│Comments(0)
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