2010年02月11日

節分ツアーに行こう!5*きらりと光る涼しい目・須賀神社

八つ橋のお店は多々あれど、聖護院大根の畑は全く無いことを確認しつつ、熊野神社から最大の目標の須賀神社に向かいました。

大文字との位置関係はこんな感じ

途中の聖護院門跡でも節分行事(鬼が登場する追儺式と豆まきがあるらしい)をしていましたが、既に終了間際。やることが各々違っていて、しかも今日一日午後からの2~3時間に集中しているから、どこに行こうか迷うのよ。

修験者さんがいっぱい

護摩木を盛大に燃やし中(「採燈大護摩供・さいとうだいごまく」と言うらしい)で煙たいの何の。本堂で音吐朗朗と唱えられているのは、真言経かしらん。

火の粉は飛ぶの煙たいの

地元では節分に近くの御嶽講で「火渡り神事」というのをしていますが、同じ山伏関連でもここは流派が違うらしい。ほら貝の音が盛大にしましたが、特に小判や経験値は稼げません。(@戦国BASARA)

鬼踊り・・・

「鬼踊り」って、諸星大二郎の漫画の稗田礼二郎のアレですかい!?

準提観音像と不動明王像が祀られる

「準提堂、須賀神社へ通り抜けできます」の看板に従い、本堂前から隣の積善院準提堂(せきぜんいんじゅんていどう)に抜ければ、道の向こうが目指す須賀神社。(聖護院のはす向かいになる)


目立たない

思ったより地味で小さな神社でしたが、境内には烏帽子に水干ファッションで覆面をし、梅の枝を担いだ胡乱ないで立ちの男性が二名。これが今回一番見たかった「懸想文(けそうぶみ)売り」です。

正面

側面

岡本綺堂の「半七補物帳」の挿絵や江戸の風俗を、美しく細密な筆致で描く三谷一馬の「江戸物売図聚」で知った大層風雅な商いです。

包みもゆかしい

売り物の「懸想文」・・・昔のラブレターのことですが、ここでは符札をそう称します。付け文の形の御札を、タンスや鏡台の引き出しに人知れず入れておけばアラ不思議!見目麗しくなって、良縁に恵まれ、着物が増えて、更に視力が上がって、成績もアップ、背がグングン伸び、試しに宝くじ売り場でスクラッチくじを買ったら大当たりが!え~っ!うっそ~!(一部ウソ)

効能書き

背面

わりと近年まで、虫除け(のマジナイを)兼ねて、年寄りがタンスに入れていた玉虫と同じ効用だな。「人知れず」って、ここでWWWに発信しちゃったら意味無いか・・・。

ポスターもコレ

「江戸物売図聚」では元旦の朝(旧暦だからつまり立春)から15日まで売り歩いたとあり、武家の奉公人の中間(ちゅうげん)スタイルで顔を出していますが、京風は顔を隠しています。貧しいが書道のたしなみのある公家のアルバイトでもあったとかで、それで顔を隠すようになったのかな?

付け文状の御札もゆかしい

目元だけ出してるってのが、「きっとイケメン!」という想像力をかき立てられてイイっすね。写真を撮られるのも慣れていると見え、きりっとポーズを決めてくださいました。

ステキっす

境内には焚き火。聖護院門跡もですが、今日は京都中の寺社で火がバンバン焚かれているようで、道路には消防署の車がしっかり待機していました。

幸い恵まれた天候でした

待機中

さて、最後は吉田神社にレッツらゴー!

6につづく





Posted by いたのり at 18:44│Comments(2)
この記事へのコメント
懸想文売り、初めて知りました。忍者と山伏を足して二で割ったような風体ですね(笑)。この須賀神社には行ったことはありませんが、つくづく京都には隠れた名物行事があるものだと、感心しました。誓願寺同様、外国の観光客は「コラ、オモロイヤナイカー」と喜ぶと思います。昔の風俗を再現している点も気に気に入りました。機会を作って見たいと思うものが、また一つ増えました!
Posted by 東山三十七峰 at 2010年02月12日 20:12
かなり以前にたまたま仕事で知った「昔の物売り風俗」でしたが、
本当にやっている所がある(しかも節分限定!)と知って、
今回ワクワク気分で訪れた場所です。
小さな普通の神社でしたが、仰る通りに「隠れた名物行事」が
京都には数多くあることに、自分もしみじみ感心しました。

平安神宮から熊野神社~聖護院~須賀神社~吉田神社までは
歩いて回れる距離で、平安神宮からは、途中に以前東山さんの
コメントで教えていただいた「京都市武道センター」もあって、
きっと楽しめる「節分ツアー」ができると思いますよ。
Posted by いたのりいたのり at 2010年02月19日 02:54
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