2010年02月05日

節分ツアーに行こう!2*奉納日本舞踊・誓願寺

京都節分ツアー、矢田寺で甘酒をいただいてから、新京極の六角広場前にある誓願寺に向かいました。

いつもは猫のいる静かな寺

ここは以前記したように母方の菩提寺の総本山で、10年程前に祖母のお骨納めに親族揃って来たこともあり、前を通る度に拝む京都で最も拝観率(?)の高いお寺さんです。新京極歩きの観光客がちらほら立ち寄り、何故か野良猫も集まります。

落語の発祥地であり、芸事に御利益があるとされ、ここでは節分に日本舞踊が奉納されます。

誓願寺HP











きりりとした男舞に、若手、ベテランによる舞と続き、衣装の鮮やかさにしばしうっとり~。(良く見るとベテラン陣は結構トシだったりするが、日舞や歌舞伎の世界では普通のことだからキニシナイ)

間に豊竹英大夫による文楽「桂川連理柵」の解説があり、花柳富寿佐社中による奉納舞が続きました。





しかし、本堂で、仏様をバックにというのが何ともシュールな光景。金ピカの仏具に屏風、きらびやかな衣装に、「ワビ?サビ?何それ?」なド派手な日本の美が堪能できました。

華やか~

西洋的キリスト教的な「快楽=堕落」という考えに対して、東洋の「人が良いとするもの(快楽、芸事)=神仏もお喜びになる」という懐の深さ、テキトーさを目の当たりにした気分です。日本っていいなあ。

本堂で豆撒き

最後に踊り手全員が観客に何やら「おひねり(ハンカチか何かの布小物?)」を投げてフィナーレ。続いて本堂内で豆撒き、次に外の「扇塚」で扇供養。最後に門から新京極の通りに向けて、再度豆を撒いて、(後で見たどこよりも)華やかな節分行事は終了。

扇供養

新京極を行く人に豆撒き

豆はくじ付きで、当たり券が付いていたら恵方巻きがその場でプレゼントされます。本堂内で絶好の豆ポイントにいた豚児が沢山拾い、その中に2本当たりがあって大喜び!

当たった~

がんこ寿司

「回っていないお寿司屋さんで安くて美味しい」と、時折ランチに行く三条通の「がんこ寿司」のものでした。

「晩御飯ゲットだぜ!」
「ひいバアちゃん、ありがとー!!!」

我が子が生まれた頃にはすっかりボケて、横で遊ぶ赤ん坊を見ては10分置きに、「こやあ、どこの子だん?(三河弁)」と尋ねていた祖母の姿を思い出しつつ、もう一度本堂で仏様を拝んで、次の目的地の平安神宮に向かいました。

猫寺の猫

いつもは本堂の階段や鐘つき堂にいる猫ですが、この日は隣の建物から悠々と扇塚を見下ろしていました。

3につづく

誓願寺の猫についてはこちら
誓願寺の奉納扇についてはこちら





Posted by いたのり at 23:03│Comments(2)
この記事へのコメント
誓願寺が、こんなさばけた?寺院だと知り、驚きました。ここの節分の行事は案外、外国人が喜ぶかもしれません。狂言や鬼の立ち回りに飽きた人にはお勧めですね。節分の時だけかもしれませんが、仏様にお尻を向けて踊るなんて…と眉をひそめる人もいるかも知れませんが、年に一度くらいは「無礼講」が許されるということなのでしょうか。機会を作ってぜひ見たいと思いました。
Posted by 東山三十七峰 at 2010年02月12日 19:57
落語の発祥地だけあって堅苦しくなく華やかで、今まで抱いていた
節分行事のイメージが大いに変わりました。
外国人観光客もいて、懸命にカメラを向けていましたよ。

ガイドブックにはあまり詳しく載らない小さなお寺さんですが、
新京極のド真ん中にあり、猫もいたりする行きやすい気安い所です。
策伝上人の法要では、奉納落語会が開かれるそうなので、
こちらも是非行ってみたいです。
Posted by いたのりいたのり at 2010年02月19日 02:34
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