2010年01月18日

♪タコとアヒルが力を合わせて*新京極 蛸薬師

聚楽第を中心に城塞都市にするという秀吉の京都改造計画のせいで、都中のお寺が集められまくった寺町の新京極通り沿いにある蛸薬師(蛸薬師堂 永福寺)は、その名の通り「タコ」が主役のお寺さんです。

蛸薬師は閉まるのが早い

で、何で蛸?ですが、その昔、永福寺の僧が病の母親を寺に引き取り看病するものの良くならず、母が言うには「好物の蛸を食べれば治るかも・・・」と、何だか落語「二十四孝」の「唐国(もろこし)のババアってえのは、『鯉が食いたい筍が食いたい』と、どうしてそう食い意地がはってんだ!?」と言いたくなる流れです。

こうして僧の身でありながら蛸を購ったものの、人々に見とがめられ、蛸の入った箱を開けて見せるよう迫られ大ピンチ!一心に薬師如来に祈り箱を開けたところ、あら不思議!蛸はその足を八軸の経巻と変じ、その有り難い光景に皆合掌。すると経巻は再び蛸の姿に戻り、門前の池(淡水だよね?)に入り光を放ち、それが母を照らすと病気はたちまち回復!視力も成績もアップし、背がぐんぐん伸びたかどうかは知りませんが、以来、蛸薬師堂の蛸薬師如来様として、信仰を集めるようになったとのことです。

蛸薬師堂 永福寺HP

ありがたやありがたや

像と自分の病の同じ部位を、交互に撫でると平癒するという「お賓頭盧様(おびんづるさま)」は、あちこちのお寺で良く見かけますが、そんなわけで、ここのお賓頭盧様はズバリ蛸!

「タコ取ったどー!」と濱口優が良く叫んでいる、でっかいミズダコみたいな足のイボイボ吸盤もリアルな、1/1スケール御賓頭盧蛸様です。

とったど~!!!

腰痛持ちのオバサンは、蛸の腰がどこなのか、どこを撫でたらいいものやら悩みましたが、説明によると特に部位は関係なく、左手で撫でるだけで全ての病気OKだそうです。ワ~イ!

せっかくだから、魚の目ができたとこぼしていたバアちゃんの分も、足の吸盤を特に念入りに撫でておきました。今のシーズンなら「置くとパス」で、受験にも御利益ありそう。


アヒルちゃん

金魚もいました

奥に行くと(この界隈のお寺は、町家同様に通りに面した入り口は狭いが奥が深く広い)、更にお堂があり、何故かアヒルが飼われていました。これも何かの招福縁起モノなのでしょうか?

まねきタコダック?

奥に更にお寺

じ~んせ~い~ら~く~あ~りゃ~

徳川家に縁があるのか、門に水戸黄門バリの葵の御紋がデカデカと付いていました。閉門ギリギリ(午後4時半だったかな?早く閉まる)で、お寺の方に話を伺うこともできなかったので、次はもっとじっくり拝見してみます。

アヒルちゃんの後日談





Posted by いたのり at 00:42│Comments(2)
この記事へのコメント
結構、ブログをよまさせていただいています。
なでだこさん、かわいいですよね。
いろいろ、もりだくさんのお寺で、浄土宗系なので、徳川の紋だと思います。
Posted by なるる at 2010年07月15日 02:29
コメントありがとうございました。
普通は干からびたおじいさん(失礼)みたいな「おびんづるさん」ですが、
ここのはタコさんでカワイイですよね。
浄土宗系で、三河に縁があるお寺だから徳川の紋なのかなあ?
Posted by いたのりいたのり at 2010年07月24日 01:55
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