2009年11月07日

秋の田の刈穂のノーベル賞とほっこり門*京大北部キャンパス

「今年のそうだ京都行こうのポスターは、どこのお寺?」
と、尋ねられました。

え~と、どこだったっけな。(長岡京市「光明寺」)
テレビCMも綺麗だね。
でもアレ、去年の紅葉だから、今年はどうかなあ。台風もあったし・・・とは言いませんでした。(旅行会社のパンフ写真だって、去年のか下手したらレンタルポジのいつの物やらだ。最近はフリー素材も多いし。)

去年の真如堂

気候が段々とおかしくなり紅葉シーズンもどんどんズレて、11月でもなかなか色づかない、12月でOKみたくなると、この手の広告にも「写真はイメージです」と入るようになるのかなあ。

そんな京都の秋・・・。

いきなりな光景

写真は京大農学部の実習用農場です。百万遍の知恩寺の裏手近くに、こんな田畑やビニールハウスがあるとは知らなんだ。農具を積んだ軽トラが似合いそうな、自分ち周辺とどっこいな、中途半端な田舎の秋の景色。

銀閣寺側から修学院方面に白川通を行くと、北大路を超えると田畑が急に多くなりますが、その手前の上終町(かみはてちょう)は、「お上のおわす都はここまで(つまり、ここから先は田舎)」という意味だと聞いたことがあります。

立ち入り禁止

去年だったか一昨年だったか「新京野菜プロジェクト」と称して、農学部が開発(品種改良?)した京野菜を使ったメニュー(サラダ)を、時計台前のカフェテリア「カンフォーラ」で美味しくいただいた記憶がありますが、ここから生まれたのかなあ。

玄米先生みたいな人が畑を耕していないか期待しましたが、収穫は既に済んで稲束が干され、東南アジア方面からの留学生っぽい兄ちゃんが、自転車で農道を突っ切って行くのみでした。

農場のお隣には、馬術部の馬場があるようです。

馬らしき姿は無かった

奥の理学部には、ノーベル賞の湯川秀樹博士の銅像がありました。この方の随筆「旅人~ある物理学者の回想~」は、昔の京都の姿や生活を良く伝えてくれて愛読しています。

湯川博士の随筆は面白い
記念館ってなんだろう


現在は登録有形文化財となっている大正13年に竣工された、北部キャンパス(農学部と理学部)への表門と門衛所は、ちょっと変わった形です。



レトロな味わい

いかにもな仰々しい大学の正門のイメージからかけ離れた、瓦屋根でシンプルな五角形の出入口が可愛い、クウネルやソトコト辺りの「ほっこり系雑誌」に好まれそうなデザインです。まったりほっこり門。

「森ガール」ファッションの撮影に使えそう

レトロでほっこり


農学部グラウンドの脇から北部キャンパスを抜けるのは、御蔭通から今出川通への近道で、近所の人も良く使っています。

グラウンドから大文字山がバッチリ
広域避難所指定


ほっこり系門の先の今出川通の向こうには、映画「鴨川ホルモー」で、安倍(山田孝之)がウキウキと自転車で行くシーンに映った大きなお地蔵様(本当は地蔵では無く大日如来像)があります。

安倍君の自転車通学コースのロケ地については、また後日。

大日如来





Posted by いたのり at 01:19│Comments(8)
この記事へのコメント
鴨川ホルモーを読んだり、ブログの豊かな写真やルポを読ませてもらいながら「あ~、京大へ通いたかったな~」としみじみ…(チョー無理だけど)。映画の配役は知らない俳優さんが多いけど、ぜひDVD借りて観たいと思います。ありがとうございました。次女に携帯で「鴨川ホルモー面白いから読みんさい」と勧めると「何それ?授業のプレゼン用に読まんといけん本がいっぱいだ!」と切れていました^^
Posted by すー at 2009年11月09日 23:16
主要道路はタクシーと車で渋滞し、5系統と55系統が遅延と混雑する季節になりました。
こんばんは、京都ブログでは初登場の子供です。
案の定今年は11月になるまで暖かくて11月に入ってからは急に寒かったりして紅葉の有名所はまだまだ緑色だそうで。
ライトアップしても紅葉ならぬ緑葉なので、ガイドブックを鵜呑みにした観光客は涙目かと(多分)

よい子のみんな〜!観光する場合は紅葉情報をきちんと確認して計画を立てようね!
間違ってもバス発車時に呼び出しボタンを押して運転手に「このバスは永観堂(もしくは詩仙堂)に行きますか〜?」なんて聞くなよ!
絶対にだぞ!いやホントに!余計にダイヤ遅れるから!マジで!
Posted by 観光シーズンにうんざりする子供 at 2009年11月10日 18:14
すーさんへ

「ホルモー」は映画DVDの方が小説よりストーリーが単純で、
気楽に観られてオススメです。
(ウチの子もDVDを見て「話が簡単で面白い」と言っています。
オタク的には「電車男」の山田孝之が演じているのがポイント高しw)

何より小説には出ない「京都の(近所の)景観ビデオか?」と
思うほどの、見覚えありすぎるロケ地風景が気に入っています。
メンバーが集まる実在する喫茶店や、京大周辺は既に写真も撮り
ルポをまとめている最中なので、また楽しんでいただければと思います。


豚児へ

初※アンガト。
イヤなシーズン到来だが、おまいがしょっちゅう行くラーメン屋や
カフェは、観光客にとってはガイドブックに載る「超有名なお店」
なんだから、ちったあガマンしなさい。

京都のバス路線図はメチャクチャややこしくて、母も時々運転手さんに
「○○には行きますか~?」と聞いているんだから、文句を言いなさんな。

一人でいいとこ住んでるのにさあ・・・ブツブツ
Posted by いたのりいたのり at 2009年11月14日 00:53
「観光シーズンうんざりの子供」って豚児さんだったんですね!!お母様から噂はよ~く聞いていましたが…。ビックリカンゲキ!セルや戦国無双の助言ありがとうございました^^でもホントに親としてはいいとこ住んでる子供がうらやましい。55系統に毎日乗ってる娘は学生定期なので、ほとんど京都市内どこでも乗り放題!(でもほとんど大学以外行ってないらしい。四条河原町は徒歩)よく「修学旅行生がうようよ乗ってきて大変と言っています。もう、娘と入れ替わりたいぐらいデス(勉強はいやだけど)
Posted by すー at 2009年11月14日 10:32
ウチの豚児も、毎度行くのは四条のアニメイトやフィギュアショップ。
せっかく京都にいるのにもったいない~!!!
母が代わりに住みたいと、うらめしく思っています。
でも、勉強や課題、そしていよいよ本格化する就活はやりたくないなあ。
Posted by いたのりいたのり at 2009年11月20日 00:25
すーさんへ
うちの愚母ブログを毎回見て下さってありがとうございます。
これからも生暖かい目で見守ってやってもらえると幸いです。
課題と就活と幽白・兼続コスを頑張る娘さん達にもよろしくです。(もしかしたら、既にどこかの同人イベントで会ってたりして…)
Posted by 豚児 at 2009年11月20日 01:29
今日、湯川秀樹の「旅人」読み終わりました。量子論など、チンプンカンプンの部分も多かったけど、とてもよかったです。鴨川ホルモーにしろ、このブログに出会わなければ決して知らない世界でした。刺激受けまくり!ありがとさんです^^
Posted by すー at 2009年12月07日 23:31
「旅人」は物理学方面の話はすっ飛ばして(湯川先生ごめんなさい)
寺町通に狭軌の路面電車が走っていた話とか、明治期の子供や、
学生の生活の様子を興味深く読みました。
乱読人間の偏った書籍紹介ですが、気に入っていただけて嬉しいです~。^^
Posted by いたのりいたのり at 2009年12月12日 00:14
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