2009年08月23日

擬人化バンザイ*妖怪天国ニッポン・京都国際マンガミュージアム

3年連続で、一家揃って夏の京都国際マンガミュージアムでございます。今年はこちらに載せます。

大盛況

一昨年去年のルポは、別名義のゲーオタブログへどうぞ。
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おかあさんはロックマン(エグゼ)・別宅・日記もどき



今夏のイベントは「妖怪天国ニッポン ―絵巻からマンガまで― 」という、実に夏向きな特別展です。
 
京都国際マンガミュージアムHP

記念撮影をどうぞ

いきなり入口に諸星大二郎の「六福神」です。こえーよ。

普通この手の展示催しなら「鬼太郎ファミリー」ぐらいが妥当じゃね???大体さー、こいつらってゲーム廃人(神)に、ヤってばっかのカップルだのロクなのいないじゃん。いいのか!?

ま、それ以前にキモイのと知名度が低いせいか、かなりの入場者であるに関わらず、一緒に記念撮影をする人は見かけませんでした。(展示品は一切写真撮影はできないので、皆さん六福神はスルーして、会場入口で記念撮影)

妖怪天国ニッポン

展示内容は、水木しげるが手本とした鳥山石燕の妖怪画、河鍋暁斎の百鬼夜行図、月岡芳年の残酷絵等、現代の漫画作品よりも、江戸期からの草双紙や巻物といった資料的価値の高いものが多く、見ごたえがありました。

日本って「物」は何でも「化ける」・・・つまり擬人化するのね。日用品に動物も国も片っ端から擬人化しまくりの国民性は、こ~んな昔(多分最古は「鳥獣戯画」)から発揮されていたのだ。現代の作品は、これらに「萌え属性」が加わったのであって、「朝霧の巫女」「もっけ」「ぺとぺとさん」の展示に納得。

諸星特集

入口の六福神もですが、ヤケに諸星大二郎作品が大きく扱われている印象でした。妖怪に確固たる姿形を与えた水木しげるに対し、怪しい、訳のわからない「モノ」そのものとしてビジュアル化した特異な作家だからなあ。それにしても学芸員に好きモノがいるのだろうか?だったら六福神よか稗田礼二郎とツーショットで記念撮影ができるようにしろよ!と。

(稗田と宗像教授に挟まれて・・・なら言うこと無いが、星野作品は全く扱われていませんでした。なんで~???妖怪と怪奇現象との境目がビミョウだから?)

貸本は知っているが紙芝居は知らない

地元特産京極夏彦の弁当箱みたいな分厚い本の装丁に使われた、荒井良制作の人形が一際不気味だったです。張り子人形とは意外でした。京極作品は好きですが、本人が脚本を担当した鬼太郎アニメは、変に理屈っぽくてイマイチだった。

水木に楳図に手塚にムロタニと、妖怪を扱うマンガ作品を一気に目にできて懐かしかったですが、例えば同じ妖怪も作家によってこれだけ解釈や表現が違う!みたいな比較があっても良かったと思います。資料がこれだけ揃っているのに、実にもったいない。

学校の階段

学校の階段2

それと、ここは古い小学校(明治2年開校の龍池小学校)の建物を利用しているので、だったらリアルに「学校の怪談」ができるんじゃないの?この時期だけは理科準備室の骸骨標本とかを、館内に思いっきり怪しく飾りつけたら、もっと面白かっただろうに。

たまらん

あと、個人的に水木しげる以上に、国内外の妖怪事情(笑)というムダ知識を、当時の少年少女に強烈に植えつけてくれた大伴昌司石原豪人の強力タッグの口絵を、もっと大きく扱って欲しかったです。


豚児「なんか今年も家にあるような物ばかり・・・。」

去年は少女マンガ、一昨年はコロコロコミック展で、確かに我が家のコレクションに被っている。変なもんばっかある家でスマン。

紙芝居も常設

常設展示も体験ギャラリーも外の芝生も、どこも親子連れで溢れていました。夏場は午後8時まで開館だそうです。夜に来た方が雰囲気出たな。

さて、本館展示よりオタクが喜ぶ隣のEXカフェでお茶しよう。

つづく





Posted by いたのり at 22:05│Comments(2)
この記事へのコメント
京都国際マンガミュージアム~~。。って
なぜ養老さんが館長なのかな?
♪妖怪大好きーーーーっ。です。
子供たちが小さい頃ハマってた「のんのんばあとオレ」には♪
私もハマった~~♪音楽も最高でした。☆
水木しげるがお手本とした皆様の妖怪画も
みてみたい~~~♪
Posted by しらふじ at 2009年08月25日 08:57
養老先生はゲームも好きだから、ゲーム関連の特別展を
開催してくれないかと期待しています。
「のんのんばあ」面白かった!
でも、一番好きなのは貸本の墓場鬼太郎と第2期頃のTVアニメ!
「足跡の怪」に震え上がりました~。
Posted by いたのりいたのり at 2009年09月02日 00:05
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