2008年08月01日

したたり滴る*一保堂茶舗・嘉木*

老舗っぽい日よけ

寺町通を村上開新堂から更に北に向かって歩いて行くと、時代劇に登場する老舗の大店(おおだな)っぽい店構えの超有名店「一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)」に着きます。

暗くなるとネオンが可愛い

こども110番の家です

喫茶室「嘉木(かぼく)」は、大きなお茶の缶や茶壷が並ぶ店舗の奥から入ります。

一保堂茶舗ホームページ

前来た時は休日だったせいで満席。席数はあまり多くありませんが、この日は平日で空いていました。掃除が行き届いた清々しい雰囲気の喫茶室です。(中庭の横のトイレも広くてきれい。)

茶壷がいっぱい

お茶メニューは色々ありましたが、四条から歩いて喉が渇いていたので番茶を注文。錦のやまだしやさんの項でも書きましたが、番茶の番は「普段使い」の意味で、お茶の種類で言えば玄米茶やほうじ茶のことだそうです。

テーブルの上には、抽出時間を計る為の時計。

「当店では、お客様御自身にお茶を淹れていただきます。」との前口上と共に、淹れ方、抽出時間等の説明をしてくれます。ほうじ茶はポットからお湯を注ぐ瞬間からきっちり20秒。

番茶セット

お茶菓子も付いていて、「こちらは亀屋良長さんの"したたり"というお菓子でございます。」

したたり・・・ピーター・カッシングの「ドラキュラ 血のしたたり」が思い出されてイメージが・・・雫(しずく)の聞き間違いじゃなかろうかと思いましたが、他のお客さんにもそう説明しています。う~む。そんな想像をする自分の方が人として間違っとるのか。

滴り(こう書くとキレイ)・・・真夏にふさわしい黒砂糖風味の寒天ゼリーって感じで、薫り高いほうじ茶とともに大層美味しくいただきました。いつも行列の「出町ふたば」の豆餅(赤えんどう豆が柔らかくて最高!)がお茶菓子に付くこともあるとか。いいねえ~。

シンプルな急須

とにかく暑い日で、「冷たいのある?」と尋ねる隣席の客に「お茶のオンザロックがございます。」と答える店員さん。アイスティーみたいに濃い熱いお茶を氷に注ぐようです。そういうのもあるのか。(@井之頭五郎)

オンザロックは50円増し店内や出張で「お茶の入れ方教室」を催しています。

ところで、二煎、三煎と美味しくいただいているほうじ茶ですが、どうもこの急須の口がキレが悪いってか、液だれするってか、お茶を注ぐ度にお盆にしたたるんですけど(お盆ビチャビチャ)。自分のやり方がドンくさくてなっとらんのかもしれないが、茶碗に注ぐ角度とか、手首の返しのスピードにコツがいる。(それとも正しい作法が身に付くように、それが狙いの作り?)

一人用に大きさも手ごろですが、ちょっとこれが気になった。デザインもスッキリしていて、使い勝手が良かったら帰りに購入しようと思ったんだけどな。

幕の内…じゃない「はじめのいっぽ」トイレはこの横

店頭では喫茶室と同じ茶器の他に、「はじめのいっぽ」(ボクシングマンガじゃないよ!)というお抹茶入門セットも販売していました。
携帯用野点セットなら、細見美術館のショップで売っている可愛いピンクの篭のが欲しい。鴨川のほとりでお茶会するんだ。

手軽にお手前を楽しめるセットは、京都のデザインファイバー家具の「イレモンヤ」さんからも出ていますが、なんつーかリボルティックダンボーでちょっとビミョ~。

・・・・・・

追記・・・調べたところ「したヽり」が正式名称だそうです。





Posted by いたのり at 23:07│Comments(0)
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