2008年08月07日

まんじょうめじゃないの~!?*万城目学の「鴨川ホルモー」

今頃と言うか今更と言うか「鴨川ホルモー」を読みました。

スイマセン、万城目学をず~っと「まんじょうめ まなぶ」と読んでいました。だってさ~、「ウルトラQ」も、「遊戯王GX」だって「まんじょうめ」だったじゃ~ん!!!(あ、遊戯王は字が違うか。万丈目サンダァァァ!)

鴨川デルタの亀石

春頃に北白川の疎水辺りでロケをしていたそうですが、映画公開は来春か。鹿男のドラマは一瞬見ただけだし、どうなんだろ?


感想ですが、設定やストーリー展開よりも、読了後「京都に行きたい!」という気分に、あまりなれないのがちょっと・・・。

葵祭、上賀茂神社、宵山、吉田神社、鴨川デルタ・・・ツボは押さえてありますが、普通、京都の大学に通うようになったら、もっと自転車であちこち走り回って、見たり、食べたりするだろうに、何か淡々としていて「旅情」と言うか、「京都という街のエキゾチズム」に欠ける。

(下宿にコンビニで買ったアイスキャンデー持ってくるシーンなんか、「銀閣寺キャンデー」にすればいいのに・・・とかしょうもないことをツッコんで読んでいた。あと、高級牛肉や鰻を送るような親が、京大に合格したムスコを岩倉なんて遠い所で下宿させるかしらん?とか)

秋風景。遠くに「法」の字

京都の自転車散策については、万城目氏自身、こう書いているのにね。

「京都の学生が乗る自転車のタイヤには、実は特殊な蛍光素材が練りこんである。この素材はタイヤが通ったあと、土、アスファルト、芝、種類を問わず、まんべんなく付着するよう出来ている。素材が地表に残存する期間は、通常四~五年とされている。

これは京都市が極秘裏に実行している、防災計画の一環だ。この蛍光塗料は、ある条件のもとでしか発光しない。すなわち、周囲から一切の光が失われたとき、暗黒に反応して、地熱エネルギーを媒介に冷光を発する。その目的が、災害等で都市機能が失われたときのためにあることは言うまでもない。あらゆるインフラが壊されたとき、過去四、五年間、都大路を走り抜けた何十万、何百万の轍が一斉に光を放ち始め、市民の足元を照らすのである。
(中略)
というのは、すべて真っ赤な嘘だけれど、自転車で京都を走ることが掛け値なしに楽しい、ってことだけは、本当なのだ。」 FRAU 2007年8月号」より引用

自転車は必需品

このステキなアイディア!子供に借りた自転車で走り回っていますが、オバサンの全体重を掛けて擦り付けたタイヤ跡が、いざという時に役立ってくれるなんて光栄だ。もちろん、そんなものが役立つ日が来ないことを切に願っていますが、こう考えて自転車を走らせるのも悪くない。

映画では、この学生でなくても掛け値無く楽しい「京都チャリ生活」を存分に描いて欲しいものです。

あと、個人的に一番グッと来たのが、主人公に親元からヨックモックの「シガレット」が送られてきているシーンでした。実際にタオルやら下着やらの生活必需品と共に、「あの子の好物だから」と送ったことがあるので・・・。
(主人公が惜しみ惜しみ食べているところがまた良い。)

腰巻にマキメって書いてあるのに





Posted by いたのり at 20:41│Comments(0)
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