2010年04月21日

昭和レトロ洋風建築にはソテツかシュロ!

桜が散って新録のゴールデンウィークまでの、束の間の静かな「哲学の道」でございます。修学旅行生と観光客がチラホラ程度。

空いています

さて、レトロなお薬ネタが続いたから、せっかくだから丁度良いからこれ。

長く空き家らしい

銀閣寺キャンデー」の裏手にある「三丁目の夕日」テイストな医院。玄関先の枯れたシュロの木が「空き家」を強調しています。

江戸川乱歩的でもある

自分が子供の頃、お医者さんと言うとこんな洋風の建物か、もしくは「待合室が畳敷き」という「代々お医者」のお屋敷ぽい和風の建物かどちらかだった。

見覚えあるような雰囲気

大正から昭和にかけての医院建築は、こういう洋風スタイルが主流だったらしい。京都では、現役の医院でも結構良く見かけます。レトロ~。

猫は堂々と出入り


北白川の京大の東アジア人文情報学研究センター(旧・漢字情報研究センター)もですが、この手の洋館の入口際には、何故か必ずソテツ(蘇鉄)かシュロ(棕櫚)の木が植えられている。

バイオハザード的ステキ洋館

ソテツは二条城の庭園でも見ましたが、当時は珍しい南方の植物で、以後も「エキゾチックな新しさ」が喜ばれ、加えて生育が遅く強健で手間がかからないので、装飾樹として重宝されているとのこと。

ソテツが鬱蒼としている

洋館にシュロが似合う


寺院とかなら問題は無さげですが、「普通の家にシュロやソテツを植えるのは家相的に凶」だそうな。

特に「シュロはそこんちの息子が極道になる!」と、中部の田舎限定の伝承かどうか不明ですが、うちのバアちゃんが昔から良く言っています。

ソテツとシュロ両方がある青雲寮

そんな「極道になる」エライ言われようの木ですが、京大総合体育館の裏手にある京都府警の寮「青雲寮」の前にもきっちり植えられていて、昭和レトロなビル建築(昭和6年築)とベストマッチングしています。

昭和初期らしい装飾が見える






Posted by いたのり at 23:27│Comments(2)
この記事へのコメント
自分のHNを忘れてしまった、たぶん同世代の者です
近代建築も好きで「それらしき」建物を見かけたら「とりあえず」
撮っておくのですが、正体が分からないことが多いですw
青雲寮は府警の寮だったんですね!
医院もよく古いものが残っていますが、理髪店もけっこうありますよね。
しかも営業していたりとか(*´ェ`*)
Posted by ぱんぐー at 2010年04月25日 18:05
コメントありがとうございました。
自分はずっと、青雲寮は光華寮のような京大の施設だと思っていたので、
今回調べて府警のものだと知ってビックリでした。

レトロな理髪店も良く目にしますね。
タイル貼りで、入口でくるくるサインポールの回る店を見ると、
散髪後に「もう少し居ていい?」と聞いて、待合に置かれた貸本マンガを
むさぼり読んでいた小学生の頃の記憶が蘇ります~^^
Posted by いたのりいたのり at 2010年04月30日 00:06
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