2009年03月03日

ちょっとホラーな雛祭り*春の人形展・宝鏡寺

思い立ったが吉日で、翌日早速行ってまいりました~!
「宝鏡寺の春の人形展」

宝鏡寺門跡ホームページ

人形展は春と秋

桃の節句、雛祭りの3月3日に行くなんて、いいじゃん!が、寒い・・・雨だけど行くか~と、下宿を出ようとしたら霙に~。

雪の百々御所

到着する頃には雪。

ここは歴代の皇女が住持となっている為、「百々御所(どどのごしょ)」とも呼ばれています。(町名も「百々町」・・・ド ド ド ド ド ド ド 、いや、何でもない・・・)

「門跡」ってのは、お寺の格を表す言葉だそうな。左京区の霊鑑寺曼殊院みたいな山深い門跡寺院を想像していましたが、思いっきり街中の、でも静かなお寺さんでした。

地方からの供養も受け付けています

門を入って、すぐ右手に人形塚。人形供養を受け付けていますが、ああいう供養の場の写真とか見ると、びっくりする位状態の良い雛人形や、名のある人形師の作と思しき市松人形とかあって、人形好きは「もったいないなあ~。」と思ってしまいます。

御所人形

その「もったいない精神」がコトの発端となったのが、山岸凉子の恐怖マンガ「わたしの人形は良い人形」ですが、いちまさんを気味が悪いとか怖いと言う人が多いのが、実に不本意です。まあ、「絵になる」から色々と扱われるのでしょうが・・・。

雅やか

お寺の中は撮影禁止ですが、撮影OKの所もあって、人形師伊東久重の手による等身大人形は、十二単を始めとする衣装もすてきでしたが、グラスアイが素晴らしく美しかったです。(「マイキー!」とは格が違う!)

凄い目力

因みに、祇園祭の月鉾の稚児人形「於菟麿(おとまろ)」は、三世伊東久重の作。

大きな内裏雛

お雛様は明治期の享保雛が多く、非常に保存状態の良い大型のものがありましたが、大名の財力と華美な生活を髣髴とさせる徳川美術館での段飾りを見た目には、少し・・・いや、かなり寂しかったです。

生活感溢れるお道具…箪笥長持ちでは無く「おくどさん」

でも、しんしんと冷え込む薄暗い部屋と人形たち、手入れされた庭・・・幽玄美を堪能できました。(新しく描かれた襖絵のバンビが可愛かった。円山応挙画のワンコもラブリー)

でんでんむしみたいで可愛い「ひちぎり」

御所人形「おとらさん」「おたけさん」も見られて満足。この二人の主(あるじ)で、魂が入って日中は書のお手伝い、夜は寺の夜回りをしたという「ローゼンメイデン」もびっくりの「万勢伊(ばんぜい)さま」はお休みかな?

孝明天皇遺愛の「孝明さん」は、只今貸し出されて出稼ぎ中だそうな。(受付の方がそう言っていた。) 人形も大変だな。

髪型は稚児輪?

撮影可の等身大人形とお内裏様の並ぶ玄関脇の「使者の控えの間」には、各地の人形イベントのポスターが貼ってありましたが、「あしや人形感謝祭」のそれは貼られたのかいな?

Rozen Maidenで町おこし

小さな「お人形用のお守り」を購入しました。人の厄災をその身に代わりに受けるのが人形(ひとがた)ですが、近世になって愛玩用に用途が変わると「ウチの子」にもお守りをという発想が生まれたのかしらん?

「売ってるのはここだけ!」を力説

お守りの説明文・・・「その人形が人を悲しい目や辛い目に遭わせるようになるとは考えたくありません。いつまでも私たちに心の安らぎを与え、吉祥の人形となりますように願いをこめて・・・。」ってのに引っかかる。

え~、つまり何か変なもんが憑かないようにって目的ですか???まあ、いいや。深く考えんどこ。

スーパードルフィーやプーリップに持たせても、特に構わないみたいですが、コレ系は避けた方が無難でしょう。

ウチの大切な娘。動いたらドールマスターだ~!

そう言えばこの手のやつに「憑いた」って話は聞いたことないな。





Posted by いたのり at 23:59│Comments(0)
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