2009年02月04日

四つ目がとおる*吉田神社節分祭神事

楽しい屋台歩きに続き、吉田神社節分祭(前日祭)です。

吉田神社HP

本宮に参拝して福豆(豪華景品のくじ付き)やお札を購入。



境内には鬼(のコスプレ)がいて、小さい子(特に赤ちゃん)を見かけると撫でてくれます。厄払いになって大層喜ばしいことですが、赤大泣き。

親は喜ぶ
子供好き

小学生ぐらいだとナマハゲみたく吼えて威嚇もしますが、キャーキャー騒がれて大人気。一緒に肩を組んで写真に納まったり、大変フレンドリーな赤鬼青鬼黄鬼さんです。

はい、ポーズ!

最も位の高そうな鬼(面も衣装も他のと格が違う)が裃姿の先達(禰宜さん?)の後を、水干姿も可愛い女の子達を後ろに従えて、厳かに上のお社(全国の神々を祀る大元宮)まで行列して行きました。

後姿も可愛い

どこかの学校の校外学習らしき児童の一団が来ていて(一緒に記念撮影もしていた)、その子達も後にゾロゾロ続いて、ハメルンの笛吹き状態。

はい、チーズ!

「階段になりますよ。」と、先達者が小声で鬼に注意を促していました。着ぐるみもだけど、被り物は足元が見難くて危ないのだ。

足元注意

この四つ目の鬼、元は方相氏(ほうそうし)と呼ばれる鬼を払う役目を負った役人で、袍(ほう)を着用し、金色の4つの目の面をつけ、右手に矛、左手に楯を持っています。鬼を払う役目だったのが、何故か後世になって「払われる鬼」そのものに立場が逆転してしまったそうで、何やら星野諸星的ミステリー

獅子頭にも通じるような

ここの節分祭のメイン行事は、前日祭の2日午後6時から執り行われる「追儺式(ついなしき・鬼やらい神事)」で、平安時代から行われる宮中の大晦日の年中行事の鬼払いの儀式が、そのまま伝わっているそうです。

遠くに鬼

一旦下宿に戻り夕方早めに出直しましたが、既に本宮前は凄い人だかり。神事の流れを説明してくれる解説のお姉ちゃんの声と、鬼の咆哮と笙や篳篥(ひちりき)の音色、祝詞が聞こえ、篝火や鬼の頭が時折見えるだけ。う~ん、残念。

矢が飛ぶのは良く見えた

あ~、しかしここ、万城目学の「鴨川ホルモー」で、男子部員がマッパで「レナウンイエイエ踊り」をしてたトコでないかい?

来週京大に来るよ~(^o^)/

所謂「豆を蒔く」ことはせずに鬼を追い払う。最後に逃げる鬼に向けて矢を射るという古式陰陽道的な神事。来年はもっと近くで拝見したいと思います。(屋台巡りを兼ねて行く気マンマン!)

ヒトガタ
陰陽師の世界

月明かりの下、吉田山を抜ける細く暗い道に、胡乱な長髪長身の男性(稗田礼二郎)や、マントにステッキの恰幅の良い紳士(宗像教授)が佇んでいても不思議じゃない夜でした。

節分行事巡りについてはこちらもどうぞ
「節分ツアーに行こう!1」(6まで続きます)





Posted by いたのり at 02:07│Comments(4)
この記事へのコメント
あれれれ。。。まぁ。
吉田神社ってとこはぁ~。すげっ。
私もヒョウ柄のフンドシ鬼とパチリしたいわぁ!!
こりゃ何としても京大いってもらわにゃなるまいて。
万城目さん京大に来るんですね。
太陽の塔かいた兄さんも京大でしたよね。
Posted by しらふじ at 2009年02月04日 10:24
去年、中学生ぐらいに見られたのか、子供は鬼に頭をなでて
もらったそうです。(笑)

造形芸大春秋座では、同じく京大出身作家の森見登美彦の
「夜は短し歩けよ乙女」の舞台公演が4月にあります。
でも、チケットは即完売だったようです。
Posted by いたのりいたのり at 2009年02月06日 02:58
吉田神社の節分祭は行ったことがありませんが、北野天満宮と櫨山寺の節分祭には四回生の時に行きました。櫨山寺はとても混んでいて、情緒もへったくりもありませんでしたが、北野天満宮では茂山一門の狂言を見ることができました。当時70代後半~80代だった先代の故茂山千作さんが、大声を上げて舞台狭しと活発に動きまわる姿は今でも私の目に焼きついています。受験生時代に使っていた古典の副読本(確か徒然草)に吉田神社の節分祭での鬼の写真が載っておりました。当時は「京都に行ったらぜひ…」と思っていたのですが、定期試験の時期と重なるということもあって、いつのまにか忘れてしまいました。機会を作って行きたいと思います。
Posted by 東山三十七峰 at 2009年02月18日 17:44
宮中で行われていた「追儺式」を忠実に再現したという平安神宮の
「大儺之儀」は、吉田神社の「鬼やらい」とどう違うのか、大蔵流
茂山千之丞社中による節分奉納狂言とともに、京都に行く機会が
ある内に是非拝見したいと思います。

他にも平安神宮に程近い聖護院の節分は、熊野神社で聖護院八橋の
接待が受けられ、誓願寺は舞妓さんの奉納舞と色々目移りします。
京都住まいの年配者は、吉田神社と壬生寺に行く方が多いそうです。
Posted by いたのりいたのり at 2009年02月22日 16:44
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