2010年11月01日

やくそうとちいさなほこら*二条薬町薬祖神祠

二条通のとあるアンティークショップを訪ねたら、目の前に鳥居が!



残念ながらお目当ての店はお休みでしたが、こりゃ面白いわいと眺めてみれば、薬祖神祠とありました。鳥居をくぐるといきなり間口の狭いガラス張りの社殿という不思議な作りで、更に奥のガラス越しに小さな祠があるのが見えます。





薬祖神ってのは確か神農さんのことで、百草を嘗めて薬効を試した伝説的人物ってことしか知らなかったが、後で調べたら、体が透明で毒を摂ると内臓が黒くなって毒判定ができて云々と、なかなか「万国びっくりショー」だった。

Wikipedia「神農」
最終的に毒を摂取しすぎて死んだとか(´・ω・`)


なるほど、中にはお神輿に獅子頭や火炎太鼓とともに、何やら薬草らしきものを口にして鑑定中の神農像・・・の横にヒポクラテスの胸像!!!医術を迷信呪術から科学的なものにした「医学の父」ですから、あっても不思議じゃないかもしれないが、神社に漢方と西洋医術が同居する光景が珍しくも面白い。


ガラス越しに「やくそう」を口にする神農さんの奥に「小さなほこら」(ドラクエかよ!)


神社にギリシア彫刻ってのが「テルマエロマエ的可笑しさ」をかもし出す


良く見れば左隣は漢方薬の会社っぽい。でもって丸窓もレトロな右隣の建物は「二條薬業会館」とある。



で、何で町中(まちなか)にいきなりに薬祖神かと言えば、二条通は、昔から薬業が集中する「薬町(くすりまち)」なんだそうです。



神社から東に烏丸通を越えると、薬屋さんがいっぱい!薬品メーカーから漢方薬局、工業用、業務用問屋と様々です。

主に小沢昭一的夜の効能がありそげな怪しい漢方薬局店頭




カメラを構えていたら、近所に住むらしい御婦人が「二条はくすりまちやから。」と、親切に色々教えてくださいました。


薬品名と祇園祭の粽の競演



食品用薬品専門のお店の前で、「(ここに来る)皆さん、アレが珍しい言わはって。是非、アレも撮りなさい。」と力説して指差す先には、懐かしの仁丹マークのホーロー町名看板(正式名称何?)。







仁丹町名看板自体は、京都市内でたまに見かけますが、設置してあるのが2階窓際!しかも御丁寧に2枚!もちろん写真に収めました。


もちろん普通の薬局もある

5日には薬祖神祭式典・薬まつりが執り行われるそうです。ポスターを良く見て更にびっくり!



神農、ヒポクラテスに、大巳貴命(オオナムチノミコト=大国主命オオクニヌシノミコト)、少彦名命(スクナビコナノミコト)と、和漢洋4体の薬神の祀られた珍しい祠だそうな。スゲー!六・・・じゃない四神合体だ!


薬は良いがドラッグはダメ!

お世話にはまだなってはいないものの、ハルンケアだの皇潤だのが気になりつつある年のオバサンですから、もう一度念入りにお参りしておきました。


仁丹ホーロー町名看板についての詳細記事に続く






Posted by いたのり at 22:10│Comments(0)
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