2010年08月10日

あんどーなつ読んでから来たよー(^o^)/*京菓子資料館

滅法界暑い京都の夏でございます。


同志社大寒梅館7階レストランからの眺め

そんな京都で、「涼」と一緒に「美味しい物」と「トリビア」も同時に求めて訪れたのが、京菓子資料館でございます。

京菓子資料館HP



場所は、同志社大学寒梅館の少し北側。俵屋吉冨烏丸店のお隣です。




手工業ギルド、モンハンではナイ

通りから少し奥まった、静かな個人美術館という印象です。婚礼菓子展を開催中でした。

入口脇に吉田神社でも祀られているお菓子の神様の「田道間守命(たじまもりのみこと)」を描いた日本画が掲げられていました。食べるもの全般を司る保食神(うけもちのかみ)は女神ですが、お菓子は男性担当なのね。へぇ~。




2階展示室の写真撮影は禁止です。さほど広くはないものの華やかな工芸菓子(TVチャンピオンの「和菓子王決定戦」で作っていたのみたいな、本物そっくりの花とか)や、宮中に納める菓子の図録など、なかなか興味深い資料が色々。



婚礼菓子展ですから、おめでたい「蓬莱饅頭」の図もあって、これ、ビッグコミックオリジナルの「あんどーなつ」(このマンガで「滅法界」という言葉をしっかり覚えたw)に載ってたよね。由来や製法について読んだばっかりで、実にタイムリー。

昔は結婚式披露宴と言えば、鶴亀を象った羊羹や練りきりの折り詰め(菓子折り)が付いたけれど、学校行事・・・特に卒業式の紅白饅頭同様に、今はすっかり見ないねえ。豚児の中学卒業式では、ユーハイムのケーキが学校から配られたっけ。ガンバレ!和菓子!


俵屋吉富のお雛様シーズンの干菓子

婚礼用菓子折りの見本というか食品サンプルを見ているうちに、森茉莉のエッセイのくだり・・・天長節の日に宮中から父(鴎外)が持ち帰る菓子の表現・・・「緋色の練りきりの御用牡丹、羊羹の上に、卵白と山の芋でできた鶴が透き通ってみえる薄茶入りの寒天を流したもの、氷砂糖のかけらを鏤めた真紅い皮に漉し餡を挟んだ菓子、なぞがひっそりと入っていた。」を思い出す。ああ、食べたい・・・。お抹茶と一緒に。


お好きなものをひとつどうぞ

そんな要望に即お応え!1階には立礼式(りゅうれいしき)の茶室「祥雲軒」があって、お茶とお菓子を楽しめます。



結構広くて、この日は奥からお抹茶が運ばれましたが、多分、団体で予約をすれば、お手前を見られることでしょう。季節のしつらえと、ガラス(この場合は「義山」と言うべきかな?)の水指が涼しさを演出します。


7月だったから祇園祭のしつらえと菓子

脱線するけど「ぎやまん」で思い出すのは、「仮面の忍者赤影」の「デウスの鐘」、「サタンの鐘」、「マリアの鐘」のギヤマンの鐘(かね)!!!オープニングナレーションは卍党編のよか、「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に金目教という怪しい宗教が流行っていた・・・」の金目教編のが好き。ちなみに「ギヤマンのベル」と読むとファイナルファンタジーになる。)



銀閣寺喜み屋の琥珀氷やあんみつも良いけれど、暑い日にお抹茶に和菓子も良いねえ~。上記のようなくだらないことも考えながら、しばし涼んでいました。


石の下に水琴窟があり、水を注ぐとかそけき音色が・・・


「お土産の売店は無いのかな?」と思ったら、お帰りは、涼やかな水琴窟の音を楽しめる坪庭を渡り、お隣の「俵屋吉富本店」を最後に必ず通過する構造になっているという、普通の観光セオリー通りの順路になっていました。だよね~。


店の奥に茶室がある


宝鏡寺の雛人形展を見に行った帰りに寄った、門前の俵屋吉富小川店では、併設の清潔感漂う茶房「茶ろん たわらや」で一服した後に、お店で標本箱のような什器に並ぶ美しい干菓子を、ひとつひとつ選ぶことができて楽しかったです。


俵屋吉富小川店





日本に京都があって良かった!日本人に生まれて良かった!






Posted by いたのり at 23:05│Comments(0)
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