2014年08月10日

祇園祭のひみつ11*三十六禽オール怪獣大進撃!

(今頃ダラダラと祗園祭についてまとめています。)

宵山に行ったら、「NHKスペシャル・祇園祭~至宝に秘められた謎~」の中継にかち合って、鯉山会所に入れなかったオバサンです(´・ω・`)

鯉山公式サイト 


三宅アナの後に栗山千明登場



でも、栗山千明さんを間近に見ることができた!すっきり白地の浴衣姿が美しかったわ~。山鉾のタペストリーの謎とロマンが、一気に「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」のUFOやネッシーと同レベルになって、「木曜スペシャルのあの曲」が頭の中で鳴り響いちゃいましたが・・・。




それはともかく、元々は「前の祭り」「後の祭り」と分かれていた山鉾巡行が、観光誘致や交通規制といった諸事情で、1966年(昭和41年)から7月17日にまとめて行われるようになり、その後、長時間化問題、観光客の分散狙い、やっぱ昔みたいにやりたい!(これが一番らしく、「役員さんがやりたがったんやー」とあちこちで聞いた)といった色々な思惑の元、41年ぶりに2回に分けて行われました。従って宵山も前後2回。


橋弁慶山

「昔はどこも粽は上からバラ巻いてタダだったんやけど、拾う人が殺到して怪我して止めたんや。」とタクシーの年配運転手さん、「宵々々山なんて言わんかったし・・・」と語るお年寄り有りで、長く続く伝統も、途中で色々と変化しているのだな。


テキヤが無くて道が空いてて快適

歩行者天国や露天出店があるのは前祭りのみで、思った以上に後祭りの宵山は空いていました。行列は主に「後祭りのおもてなし」という今年初登場の御朱印ならぬスタンプラリー。が、例年と勝手が違い、売れ残るのを恐れて数を絞ったのでしょうか、粽の売り切れが続出でした。





その代わり、後祭りは夏休みに入るせいか、それとも(人出が読めなくて)物販に力を入れて売り子大量投入したのか、子供浴衣合唱隊がどこも充実していて、「♪明日は出ません今晩限り」という情緒豊かな「ろうそく献じ歌」をあちこちで耳にできました。








今年の目玉は大船鉾。「蛤御門の変で焼失したのが完全復活!」と新聞テレビで大々的に取り上げたせいか、日中でも大混雑。粽も早々に完売。







ヨドバシカメラのビルの1階に展示してあった時は、いつ行っても人いなかったのになー。(ヨドバシ1階のあの並びはテナント撤退が相次いでいる)

大舩鉾公式サイト




大舩鉾は辻回しも慣れてなくて大変な感じだった





前祭りに行けないから長刀鉾の粽を豚児に頼んだら、さすがに前後別れても、普段から人通りの多い四条の中心にある山鉾界のスターだけあって、結構な人だったそうな。

公式財団法人祇園祭山鉾連合会公式サイト


長刀鉾画像は昨年一昨年の様子です。鉾内の写真撮影はパパ

売店で買い物をすれば、2階に上がり会所飾りが拝見できます。(鉾は女性と忌中の人は搭乗不可) 





















2階の会所の長押には、歴代の稚児写真が並んでいます。昨年はお茶の福寿園、今年は漬物の西利の坊ン。(各会所で毎年配布している緑色の案内ペーパーの柱に記してある) お父さんやお祖父さんも稚児役を務めたという商家も多いそうな。




たんぽぽがラブリーな稚児衣装


搭乗しないとしっかり見れない鉾天井の星図「二十八宿図」と違い、手すりに取り付けられた「三十六禽」の欄縁(らんぶち)金具は外から見ることができます。


二十八宿図は一昨年全面補修








十二支に形態や生態が類似する動物を、各2種ずつ加えた計36種の鳥獣だそうですが、何がどう似ているのやら分類されるのやら諸説芬々。架空の生物もあって、応龍(おうりゅう)に蛟(みずち)に麒麟・・・ミズノエノリュウ?マンダ?ドドンゴ??なかなか怪獣大進撃です。




クジカは鹿の一種




「ジ」って何?牛っぽいけど牛鬼みたいな架空の生物かな?



ミミズはなんとなく納得できますが、ヘビの仲間としてナメクジが採用されたのは、「皆が苦手=蛇同様に凄い!強い!」ということかしらん?

ぬめり感の表現が凄くて、日本人のフィギュア魂が感じられます。ナメゴンやゴーガが怖かったな~、「火の鳥未来編」の高知能のナメクジが面白かったな~、ダンゴムシはお呼びでないのか~・・・などと相変わらず関係ないことばっかり考えて申し訳なかったっす。


ウミウシはあるけどナメクジガチャは見たこと無い。博物ふぇすてぃばるにあったかも


江戸時代の「本草図説(西尾市岩瀬文庫蔵)」に描かれた蛞蝓



マンダ
ドドンゴ
ナメゴン



夏休みだなー

  


Posted by いたのり at 23:31Comments(0)