2009年12月08日

日本的太宰的うさぎの刺繍クロス

山中越えのイヤなピーター・ラビットに続き、ちょっとアレな兎の刺繍クロスがあるから出す。

バアちゃん(母)が娘時代に作った品だから、多分、昭和30年前後のもの。「ちゃんと刺繍の手本の通りに刺した」そうで、元絵がこんなんだったんか。

真っ黒な状態で出土したから漂白した

宇山あゆみの著作で一躍知れ渡った、「バンビ」や「うさちゃん」等のベビー布団柄とはまた一味違う、極めて和風な「コドモノクニ」的な時代を感じさせる、可愛いがどこか「意地クソの悪そうな兎」だ。

4匹いる

赤い目でまつ毛があって、リボンでおめかししているから女の子だろう。性格はツンデレぽい。

ふと、太宰治が元々残酷な昔話を、更に男女間のアイタタな話にしちゃった「カチカチ山」の、「処女の残忍性」を遺憾なく発揮する兎を思い出した。


  


Posted by いたのり at 01:21Comments(2)