2009年11月13日

永観堂は「赤いと通常の3倍」以上!

少しは紅葉

「紅葉のライトアップが始まりました」

そんなニュースに誘われて ひとり京都を訪れました

静かに微笑む石仏さまに ちょっと会釈でご挨拶

燃えるような紅には まだ程遠い古刹の境内で

遠い日の あのアナウンサーの言葉が ふと頭をよぎります

「見ごろは11月下旬頃からです」

涙目のエトランゼがそぞろ歩く 暮れ行く秋の古都・・・

・・・細川俊之です 


せっかくだから本家本元のワールドオブエレガンスを


っちゅーことにならんように、紅葉観光をお考えの方には金閣寺銀閣寺HPのライブカメラや、永観堂HPの写真のチェックをオススメするオバサンです。

「もみじの永観堂」ですが、この時期になると開催される「寺宝展」とセットになって、普段は500円の拝観料が倍プッシュで1000円になります。

紅葉シーズンの「けいおん!」聖地

更に夜間のライトアップ前に一旦閉門。入場者は総入れ替えとなる為、再度ライトアップ入場料金600円を支払って入らなければなりません。入れ替え制を知らないで来た観光客と寺の人がモメているのを、去年目の当たりにしました。

「あんな寺宝展やゆうていらんもん見せて、よう高い料金取るわあ。お客さんに文句言われるんはボクらなんでっせ~。」
と、タクシーの運転手さんもボヤいていました。

赤は3倍!

赤いのは通常の3倍・・・赤く色づくと通常価格500円が1600円!?「シャアの法則」が、永観堂の紅葉に当てはまるとは、ガンダムファンもビックリっす。


修学院バス亭にて。時間3倍どころか満員で乗車拒否もあり

訪れる観光客の数も、バスの所要時間も、場所によっては3倍どころじゃないので、「赤い時」は色々と注意が必要です。永観堂はバス停「南禅寺永観堂道」から近いですが、観光ゴールデンコースの5系統で満員。帰りも銀閣寺方面から既に満員で「後のバスにしてください」と、乗車拒否されるのも常。

地下鉄の蹴上駅か哲学の道方面から歩く方が、まだ空いていて風情もあって楽しいです。

真如堂は猫が多い

同じく紅葉で有名な(でもって猫が多い)真如堂ですが、永観堂があんまり混むから、「近くで紅葉の綺麗な良いとこありまっせ」と、穴場としてタクシーの運転手さん達が案内していたら、今や堂々たる名所になってしまったそうな。

真如堂裏の階段

最寄のバス停は「南禅寺永観堂道」から二つ目の「真如堂前」ですが、実は「前」どころか「」もいいとこで、しかも坂道と階段を上ることになるので、お年寄りや足に自信の無い方は、神楽岡通から正面に廻った方が良いでしょう。


ラストの芦屋と対決の場

特に紅葉の名所ではありませんが、山門は映画「鴨川ホルモー」のラストの対決シーンのロケで使われた「くろ谷」さんこと金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)が、地図上ではお隣なものの高低差が激しく、真如堂から会津小鉄の墓を見がてら歩くと、広い墓地を通り抜けて、更に墓地の中を長い階段を下るハメになる。

見晴らしは良い

逆だと当然上ることになって、これまた大変。お墓方面はスルーして、真如堂正面の道を南に行ってすぐの黒谷北門から入りましょう。

お墓の中をずっと階段

こんな具合に真如堂は高い位置に建っているので、井戸水が枯れやすいのか、ボタンを押すと一回分チョロチョロと水が出る、珍しい節約タイプ手水になっています。

チョロチョロっと水が出る


  


Posted by いたのり at 22:51Comments(4)

2009年11月07日

秋の田の刈穂のノーベル賞とほっこり門*京大北部キャンパス

「今年のそうだ京都行こうのポスターは、どこのお寺?」
と、尋ねられました。

え~と、どこだったっけな。(長岡京市「光明寺」)
テレビCMも綺麗だね。
でもアレ、去年の紅葉だから、今年はどうかなあ。台風もあったし・・・とは言いませんでした。(旅行会社のパンフ写真だって、去年のか下手したらレンタルポジのいつの物やらだ。最近はフリー素材も多いし。)

去年の真如堂

気候が段々とおかしくなり紅葉シーズンもどんどんズレて、11月でもなかなか色づかない、12月でOKみたくなると、この手の広告にも「写真はイメージです」と入るようになるのかなあ。

そんな京都の秋・・・。

いきなりな光景

写真は京大農学部の実習用農場です。百万遍の知恩寺の裏手近くに、こんな田畑やビニールハウスがあるとは知らなんだ。農具を積んだ軽トラが似合いそうな、自分ち周辺とどっこいな、中途半端な田舎の秋の景色。

銀閣寺側から修学院方面に白川通を行くと、北大路を超えると田畑が急に多くなりますが、その手前の上終町(かみはてちょう)は、「お上のおわす都はここまで(つまり、ここから先は田舎)」という意味だと聞いたことがあります。

立ち入り禁止

去年だったか一昨年だったか「新京野菜プロジェクト」と称して、農学部が開発(品種改良?)した京野菜を使ったメニュー(サラダ)を、時計台前のカフェテリア「カンフォーラ」で美味しくいただいた記憶がありますが、ここから生まれたのかなあ。

玄米先生みたいな人が畑を耕していないか期待しましたが、収穫は既に済んで稲束が干され、東南アジア方面からの留学生っぽい兄ちゃんが、自転車で農道を突っ切って行くのみでした。

農場のお隣には、馬術部の馬場があるようです。

馬らしき姿は無かった

奥の理学部には、ノーベル賞の湯川秀樹博士の銅像がありました。この方の随筆「旅人~ある物理学者の回想~」は、昔の京都の姿や生活を良く伝えてくれて愛読しています。

湯川博士の随筆は面白い
記念館ってなんだろう


現在は登録有形文化財となっている大正13年に竣工された、北部キャンパス(農学部と理学部)への表門と門衛所は、ちょっと変わった形です。



レトロな味わい

いかにもな仰々しい大学の正門のイメージからかけ離れた、瓦屋根でシンプルな五角形の出入口が可愛い、クウネルやソトコト辺りの「ほっこり系雑誌」に好まれそうなデザインです。まったりほっこり門。

「森ガール」ファッションの撮影に使えそう

レトロでほっこり


農学部グラウンドの脇から北部キャンパスを抜けるのは、御蔭通から今出川通への近道で、近所の人も良く使っています。

グラウンドから大文字山がバッチリ
広域避難所指定


ほっこり系門の先の今出川通の向こうには、映画「鴨川ホルモー」で、安倍(山田孝之)がウキウキと自転車で行くシーンに映った大きなお地蔵様(本当は地蔵では無く大日如来像)があります。

安倍君の自転車通学コースのロケ地については、また後日。

大日如来

  


Posted by いたのり at 01:19Comments(8)

2009年11月06日

謎の聖地の店*修学院

夕食時に「空から日本を見てみよう 秋の京都を一周発見」を楽しく拝見しておりました。観光シーズンになるとやたらめったら放映する「(ちょっと下り坂気味の)俳優が御案内する」旅番組や、「それではここでクイズです」タレント雛壇番組(後でやってた「和風ナントカ」はコレ系)と違い、地理、位置関係が良く分かって面白かったです。

アニメ以外でもやるじゃん、テレビ東京。

京大祭(11月祭)は一番最後、百万遍にて

さて、大学祭のシーズンですが、日曜日に京都造形芸術大学の大学祭では、「けいおん!」の山田尚子監督のトークショーが開かれました。去年の京大11月祭には「ストライクウィッチーズ」の監督が来たが、京造なら「けいおん!」しか無いっしょ!

去年は「パンツ」
今年は「けいおん!」

京造学祭ブログによると、山田氏はここを卒業されて、現在は京アニ勤務とありました。映画版「鴨川ホルモー」同様に、出てくる背景が「この辺の土地カンのある者の仕業」状態なのは、その為なんですかねえ、やっぱ。

わくわくさん来たる!

オバサン的には、NHK教育テレビの「つくってあそぼ」のわくわくさんを招いて工作教室をやったのが気になる。親子で良く見ていたなあ~。ゴロリは来なかったみたいです。シラベルとかシゴック先生とかストレッチマンブリブリ博士(おっと、これはNHK教育じゃなくって「ウゴウゴルーガ」だ!)・・・どれも懐かしいわ。

京大でハレハレダンスをやらないか?



久しぶりに修学院の電機店(タニヤマムセンとマツヤデンキ、北山通りを挟んではす向かいなので値段を比較してから買う)に行く用事があったので、せっかくだから一乗寺修学院方面の「けいおん!」OPの聖地の写真を撮ってきました。

修学院駅

普通、修学院と言えば修学院離宮だろうが!?と、京都観光を楽しみにする人(例・自分の両親)は仰るでしょうが、オタクにその言は届かないのだ。それに修学院離宮って、見学完全予約制じゃん。天候や体調におかまいなしで、いついつに行くだの来いだのマンドクセ。

紅葉ならば、詩仙堂近くの金福寺(こんぷくじ)みたいなマイナーな所の方が空いていてきれいです。

修学院駅前踏切

修学院駅、松ヶ崎橋など今更の風景ばかりですが、よろしかったらどうぞ。

松ヶ崎橋のとこの看板は健在
今はもう少し紅葉しています



橋の向こうのマツヤデンキに行く途中に、こんな店があります。

レトロビーバー

下の写真の、一澤&信三郎帆布近くにある鈴木古道具店程ではありませんが、かなり個性的な外観です。こういう所は、空からじゃあわかんないよな。

鈴木古道具店

店名「レトロビーバー」が「リトルビーバー」となって、チラッと「けいおん!」の背景に使われています。

チャージ料か?

入場料が500円!?ぼってね?なんか間が悪くて行くと休みで、まだ入ったことがありません。カラオケもやってるようで、何だろうな?コレクションから察するに、団塊世代のオジサンが開く趣味と実益を兼ねた店?

ラインナップが団塊ぽい

こういうコレクションを持つオタク(だよね?)の店主は、聖地巡礼の若い衆をどういう目で見ているのか、ちょっとお話を伺いたい。巡礼者目当てにちゃっかり商売してるし・・・つか、今年の夏から「ミュージアムカフェ」という業態にしたってことは、完全にオタク客をターゲットにしたってことじゃん。

今夏からこうなったらしい

とりあえず、定休日じゃあしょうがない。滅多に来る用の無い修学院ですが、フレスコにでも買い物に来がてら、開いていたら入ってみます。



以下は白川通の一乗寺方面の聖地、景観条例に配慮した地味なマクドナルドや、白川通曼殊院道交差点です。

界隈では珍しい駐車場のある広い店舗
信者の休憩地
どっちに行っても観光地


白川通曼殊院道の交差点は、東に行けば八大神社詩仙堂、西に行けば恵文社のある一乗寺の町、北は修学院、南は銀閣寺方面と、どっちに行っても観光地。紅葉シーズンの週末は、大層な人出です。バスで来るより叡山電鉄をオススメします。


  


Posted by いたのり at 01:31Comments(0)