2009年04月23日

喫茶「探偵」に潜入する(下)

前回からの続き・・・

ハードボイルドの世界では、決して店内禁煙だの分煙だの細かいことを言っちゃいけません。もちろん喫煙OKで、かつてここが「純喫茶 三茶」だった頃の物らしい、ロゴ入りの灰皿が置いてありました。

三茶マーク?
「謎」のイメージを大切にしたいので、店内写真は控えめにします

案外、舶来煙草(ここはそう言いたい!)の「555(スリーファイブ)」あたりが、探偵承認番号500番台の発想の元になっていたりして・・・。(ググッたら、「551蓬莱」のネーミングもタバコ「555」が由来だそうな。)

そんなことを考えながら、運ばれたレモンスカッシュをいただきます。

元は純喫茶「三茶」でした

関係無いけど「純喫茶」っつーと、吾妻ひでおの「純喫茶A子」を思い出す。「プリンアラモードとパインロイヤル(何それ?)ください。」

実際はそんな凝ったメニューは無い!コーヒーの味と雰囲気で勝負!が、自分が知っている純喫茶のイメージか。あと「純」で「喫茶」だから当然アルコールは除外だ。ここはカウンターに酒瓶が並び、夜は「Bar 私立探偵」になる訳だから、「純喫茶 探偵」ではなく「喫茶 探偵」なのだろう。

探偵の秘密道具?

とは言っても、ここを「サテン」と呼ぶのも違うだろうな。
サテンの条件・・・ううむ、モーニングとレスカとナポリタンと百円入れてガチャガチャやる卓上星占いかな?(あとミックスジュースとバナナジュース?)

更に関係無いけど「遊☆戯☆王」では杏とのデート時に、闇遊戯が「なら、サテンに行くぜ!」と、のたまってくれておったまげた。アンタ、古代エジプトじゃなくて本当はいつの時代の人だよ?(後日、高橋和希が同年代であることを知った。)


こんなステキな店内で、極めて低レベルなことばかり考えててスンマセン。

書棚の向こうが隠し部屋

お店のブログにも記してある隠し部屋に通じる扉ですが、「これが隠し扉だ!」といわんばかりに、店の奥で堂々とその存在を主張しておりました。隠してな~い。わっかりやす~。

いかにもな古書

カモフラージュする書架の本はごくごく普通の古書で、とある一冊を抜くと秘密のスイッチで開くと小説にありましたが、GC版「バイオハザード」の背表紙の図柄を並び替えて揃えるみたいに、もう一細工して欲しいような。

伝声管、かっけー!

それでも薄明かりの中で、カウンターから奥の秘密部屋に伝声管がうねうねと天井を伝って伸びていたり、人体模型があったり、もしかしたら実際に小道具として使われたかもしれない得体の知れぬ品々に囲まれていると、一体ここがどの時代のどこなのやら・・・まさしく迷宮の虜になりそうです。

だいぶん減った

入口際の各種フライヤーの置かれた台の下には、例のカラーボックスと本が置かれ、まだ販売されていました。(外に置くのは止めた?セドリ防止?)

怪しい小道具

さて、コレステロール値が心配になるほどハードボイルド卵が好物の探偵さんのいる所だから、次は固ゆで卵付きモーニングをいただきに来ることにいたしましょう。

(下宿に近いってことで、目下、白川通の「ミュー」のモーニングが気に入っとります。なんつーか、こことは別ベクトルの謎の形容に困るスゲー店なんだが、妙に居心地いいんだわ。)

今頃は満開

木香薔薇は一季咲き。
今を逃しては花々に囲まれた美しく謎めく光景は見られません。
多分、今週いっぱいが満開の見ごろなことでしょう。

自分ちに咲いたの


俺は木香薔薇という名のこの花が嫌いだ。極めて好かん。
毎年、クリームがかった黄色の花々が古ぼけた店を飾り立てる頃になると、至極厄介な仕事もちかける「あの依頼者」がやって来るからだ。

伝声管から来客を告げる声がした。
「やれやれ、今年もおいでなすったか・・・。」



怪しい妄想に暫し浸ろう・・・。
近所のタコヤキ屋も妄想に拍車を掛けてくれます。)


追記

ハードボイルドハードボイルド言ってたら、これが聴きたくなった。
あいつ」(懐かしのFMラジオ番組、語り・日下武史)のテーマ曲。
同じ日下武史が語りの矢作俊彦の「マンハッタン オプ」よりこっちが好き。これと矢島正明の「サントリーミュージックスコープ」と城達也の「ジェットストリーム」はセットで思い出します。
別宅にもリンクしてあるけど、ここにも貼ります。

Roy Budd 「Get Carter(狙撃者)」のテーマ


  


Posted by いたのり at 21:02Comments(2)

2009年04月22日

喫茶「探偵」に潜入する(上)

あの花が、行かうか行くまいか躊躇してゐる
わたくしを、あの場所に誘(いざな)ふのです
まるで謎のやうに絡みつく蔓、淡黃の八重の花々・・・

Rosa banksiae f. lutea Rehder
ロサ・バンクシア・ルテア

年に一度、薔薇の向かうの扉を開く季節が、
今年もやうやく訪れたのでございます・・・


新作ポスターが剥がれとるぞ~い

とゆーわけで、前を通るばかりだった「喫茶 探偵」に潜入したオバサンでございます。(なかむら生鮮館の帰りに立ち寄っただけなんすけどね。)

今はもっと満開

店舗2階の窓辺まで伸びた黄モッコウバラ(蔓性)が、バラおたくに「おいでおいで」してくれました。耽美だわ。

なんで551
「謎」のイメージを大切にしたいので、店内写真は控えめにします

中に入ると、いきなり目の前に探偵事務所の案内看板が・・・。

551・・・蓬莱の豚まん探偵!!! 

(「511」だったらビートマニア・ナグレオ探偵

造形芸大映画科生徒は特別会員

懐古趣味で高尚、頭の切れる探偵のイメージが、いきなり「探偵!ナイトスクープ」や「探偵ファイル」のおバカ連中みたいになってしまったがな。関西テレビの「よ~いドン!」の「となりの人間国宝さん認定ステッカー」が更にお笑いムードを高めとる~。

いやいやコミカルさも、ここの主(あるじ)、林 海象監督の作品に必須な要素だ。

何故か林作品に登場する探偵の皆さんはシリアルナンバー持ちで、特に500番台は優秀の誉れ高き方々で、探偵承認番号551号は監督御本人なんだそうな。

お店にバックナンバーが揃っていました

まんま、映画や小説の舞台になりそうなお店ですが、「Re:s(りす)」という読者層がよくわからない季刊誌に、この店の奥(隠し扉の向こう)に事務所を構える魚塚 甚(映画「夢みるように眠りたい」では佐野史郎が演じる)の活躍を描く探偵小説「探偵夜話」の連載が始まった・・・と思ったら休刊で、この人(魚塚)も小説もどうなるんだろ?と、別の意味でワクワクです。(いぢわる)


魚塚 甚
うおつかじん、ウォッカとジン・・・
名探偵コナン」の黒の組織ですね!わかります!
え?違うの?

鬱蒼とした蔓バラ

全然関係無いけど「Re:s」10号表紙に使われた木の「もじあそび」、同じ品を幼い頃に豚児が遊んでいました。去年、久々に出したんだわ。(別宅ゲーオタブログ参照

京都だから正しく「コーヒ」

とりあえず一服しながら、想像通り映画のセットみたいなレトロムード満点な店内を、さりげな~く観察。

いい感じ

近日公開の最新作「THE CODE/暗号」のチラシやポスターが目に付きました。

探偵事務所5オフィシャルサイト

暗号!イイ!人類のロマン、叡智を集めた芸術作品だ!
好奇心とロマンを胸に抱きつつ、謎が溢れる店「探偵」の潜入捜査は続きます。

喫茶「探偵」に潜入する(下)につづく

どんどんまっすぐ行けば比叡山スカイライン
左隣もアヤシイ
右隣もアヤシイ

  


Posted by いたのり at 23:07Comments(2)

2009年04月20日

激渋ラッキー*四つ葉タクシー・ブラックバージョン

豚児が銀閣寺の西、「白沙村荘・橋本関雪記念館」‎の手前で遭遇。

レアものです

ヤサカタクシーの四つ葉のクローバー号

時折見かけるようですが、タイミング良くカメラを持っていたそうな。

ヤサカグループHP

以前、偶然乗ることができたのは、クリームと臙脂色のツートンカラーの車でしたが、これは黒!

黒の車体って高級感があって、ひと昔前は「ハイヤー」ってイメージでしたが、今は黒色タクシーも良く見ます。ツートンカラーのはドアにも四つ葉が(三つ葉に代わって)描かれていましたが、これは車体上部の「行灯(あんどん)」部分のみが四つ葉になっています。

「行灯」拡大図

渋いぜ!強そうだぜ!黒!
3台(凱亜号抹朱号織手賀号・・・多分w)あったら嬉しいぜ!

目的地まで3倍早く到着するバージョンや、ありがたい仏様を髣髴とさせる金色(こんじき)の百式バージョンもあったらステキ。

乗車記念品は何になっているのかな?


先日乗ったヤサカタクシーの運転手さんは、自分が愛知県から来たと言うと「名鉄タクシーのタクシー券があったら、提携してますよってウチとこでも使えまっせ~。」と、親切に教えてくれました。


以前「四つ葉のクローバー号」に乗った時の話はこちら

先月、茶室が火事になったのよね

  


Posted by いたのり at 21:09Comments(3)