2008年08月03日

探偵小説の舞台*銀月アパートメント*

京都市内の大学は、オープンキャンパスのピークのようです。

宣伝上手

昨日の「BAR私立探偵」の林海象が教授を務める京都造形芸術大学では、AKB48のコンサートが催されました。何でオープンキャンパスでAKB48なのか?(一番の理由は秋元康が副学長だからだろうな。それにこの大学、でっかい劇場があるし。)大学祭ではなかなか呼べないから、オフシーズンでチャーンス!ってのもあるかもしれない。入学志願者数UPに繋がるかどうかは不明だが。

怪しく誘う

さて、昭和デカダンスな「BAR私立探偵」の探偵諸兄に活躍していただきたい舞台が、そんな京造に程近い場所に存在します。

銀月アパートメント

映画のセットに非ず

枝垂桜満開シーズンの玄関風景。
この春、ついにシャッターチャンスをモノにしました。

都築響一の写真集「賃貸宇宙 UNIVERSE for RENT」で見て、「今時、こんなアパートがあるのか!?」と心に残った建物ですが、左京区自転車探索中に、偶然眼の前にこれが出現した時は本当にビックリ!暫しタイムスリップしたような気分になりました。昭和初期の洋館建築(スパニッシュコロシアム様式)と、その風情にうっとり。

誰が住むのか・・・

で、その時は入り口脇の枝垂桜が散ってしまった後で、これが満開だったら、さぞや美しく大正浪漫ムード溢れる光景だろうなと思いつつ、近くに行く度に前を通って、このステキすぎる物件を鑑賞していました。

そして今春、まさに満開時に居合わせることができた幸運に感謝して、(今も普通に賃貸されているアパートで、住人がいらっしゃいますから)素早く密やかにカメラに収めることに成功!


それにしても

銀 月 ア パ ー ト メ ン ト

です。素晴らしすぎるネーミングです。玄関の、多分新築時から掲げ続けられているだろう風雨にさらされた看板が、もし、

ト ン メ ト ー パ ア 月 銀

だったりしたらもう・・・

櫻に酔う

櫻の香りさへふと感じられさふな濃密なる春の宵、舞台装置は猫の爪の如き銀の月、そしてその名を冠した古き下宿館・・・

御一緒に探偵小説(推理小説ではナイ!)の世界に浸ってください。

賃貸情報によると、風呂無し洗面トイレ共同ですが、結構人気のある物件みたいです。確かにちょっと住んでみたい。

探偵が尋ねるにふさわしい

自分の妄想では、場末のマジシャンの夫婦、元サーカス団員、怪しい薬売り、カフェーの女給にしてヌードモデル、自称画家、売れない探偵小説作家なんかが住んでいることになっています。


追記・・・映画「鴨川ホルモー」では、主人公安倍(山田孝之)の下宿先として使われました。聖地巡礼の方は、住人に迷惑にならないように、そっと外から眺めましょう。

銀月内部と鴨川ホルモーの記事はこちら

  


Posted by いたのり at 21:23Comments(4)