2008年07月28日

きんたろうが待つお店*ライト商会*

新京極より静かで古くからのお店も多くて面白い、そんな寺町通のぶらぶら歩きお休み処は「ライト商会」。

向こうの通りは新京極

池波正太郎のエッセイに登場する寺町通沿いの老舗バー「京都サンボア」から入った路地です。(甲部歌舞練場の裏手には「祇園サンボア」があります。)

京都は池波物件も多くて、食べ物エッセイが好きな自分はとても楽しい。豚児は時代小説(「真田太平記」とか)読んでいますが、「この人が描く食べ物って、焼いただけの丸餅でさえすっげーうまそう!」と言っています。「剣客商売」に出てくる料理も美味そうだぞ~!



WRIGHT商會」が正式表記かな?骨董・・・というよりレトロな大正浪漫的アンティークショップで、店内はカフェも併設。通りから一歩入っただけなのにとっても静か。

きんたろう店長に会いたいのですが、今日はいるかな?
・・・ドキドキ。

後ろに飾られたいちまさんが店長のお気に入り

店先の店長、ちょっとダイエットしたそうです

いらっしゃいました!

今春、タウン誌「Lmagazine」の表紙にも大抜擢された京都の有名猫店長さんです。

Lマガの表紙になったよ!

ある日突然、お店に迷いこんだ猫ちゃんだそうで、そのまま居ついたんだとか。どうにも洋風の名前が合わない風貌で、ついた名前が「きんたろう」。以来、日々ここで招き猫として働いて(?)います。

(一昨年のLマガの猫特集だと「金曜日に迷い込んだから金太郎」という話が載っています。)

店内の見回り中

客席のチェック中

猫好きなお客様には、膝に乗ってそのまま丸くなって眠ってくれるサービス精神満点の店長さんです。あ~も~たまらん!

ゴロゴロ~

眠い?フラッシュがまぶしい?

前来た時はお店はお休みで、雨の中、店長はひとり悠々とショーウィンドウの市松人形に膝枕をしてもらってお昼寝中でした。お店の方の話では、一番のお気に入りの場所だそうです。もうこの人形は売れないねえ。店長私物にしないと。

名刺もあるよ~!

アールデコなカップ

カフェで供されるコーヒーや紅茶のカップは、旧帝国ホテルを設計した建築家フランク・ロイド・ライトがデザインしたものの復刻で、デコっぽくて雰囲気満点。販売もしています。コーヒー豆はオオヤコーヒー。昭和レトロなガラス器に入ったクリーム蜜豆も美味でした。シベリアケーキのセットとか、他にも気になるメニューがあります。

シモンドールが右側にいます

お店の奥には怖くて値段が聞けない大きな四谷シモンのシモンドール、ビスクドール、市松人形、自由人形(市松人形の手足が動いてポーズがつけられるの)が展示してあり、猫好きな人形オタクにとって天国です。

可愛いいちまさん

店長お気に入りの子

アーケードは無くなってしまいますが、御池通を渡って市役所の向こうにどんどん上がった(北上した)所の「一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)」の少し手前の「村上開新堂(むらかみかいしんどう)」も池波正太郎のエッセイに登場します。ロシアケーキを一度買って食べてみたいな。今度行ってみよう。


ライト商会でシベリアケーキを味わいました

  


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2008年07月27日

宿命の対決*一澤信三郎帆布vs一澤帆布*

兄と弟の宿命の対決!

こう書くとカッコイイんですが、遺産相続争いとなるとどうもしまらない。遺産は遺産でも「一子相伝の秘儀」とか「一族の選ばれし者のみが使える究極魔法」「代々伝わる聖なるなんたら」等を巡る兄弟の戦いなら、ちょっと萌えるのにね。多分に中二病的だが。

すぐそば

そんなワイドショーネタにもなって、タクシーの運ちゃんに「京都の恥や・・・」とまで言わしめる(マジで言ってた)、東大路通り沿いの「一澤帆布(いちざわはんぷ)」&「一澤信三郎帆布(いちざわしんざぶろうはんぷ)」です。

お家騒動で分裂してから、バス停の知恩院前東山三条の中間辺りで、通りを挟んではす向かいに睨み合っていた2軒ですが、この春、同じ並びに信三郎帆布が移転して、間に道とお店が2軒あるだけの近さで、見ようによっては仲良しな状態になりました。

仲良く並んでいます

店を継いだ長男さんですが、友人の両親が愛知県の岡崎市(京都の岡崎ちゃう!)で手広く商売をしているのですが、「もと東海銀行ねえ・・・多分知ってる人だ。」と言ってます。世間狭すぎ・・・。

一澤帆布ショーウィンドウ

信三郎帆布ショーウィンドウ

で、元社長が元々いた職人さん達と共に新しく立ち上げた信三郎帆布の方が、やはり心情的にも、また材料も作り手も変わらない、デザインのパテントは一澤帆布のもので使えない分、色々な新しい形の商品を展開していて人気です。

休日午前中に行きましたが、早くも行列。カタログ通販を始めたそうだから、少しは解消されたかな?通学用のショルダーとお買い物用のトートバッグを購入しましたが、確かに丈夫で使い勝手が良いです。(ロフトで買ったトートなんか、1年も使わないうちにくたくたになっちゃったもの。)

「かばん」と読む

聞くところによると、去年、信三郎帆布に、「じゃらん」のCMでおなじみの猫ちゃんのにゃらんちゃんが取材に来たそうです。

最初、「ネコが取材に行きますので・・・」と、じゃらん編集部から連絡があり「そんなアホなと思っていたら、ホンマに猫が来よった。」(社長談・これホント!) 

小さな小さな猫ちゃん用バッグを作ってもらったそうです。職人さんが縫製作業の間中、ミシンの脇でいい子で待っていたそうな。うわあ、想像しただけでも(*´Д`)ハァハァ 首から帆布バッグを下げて帰る猫。・・・た、たまらん。

じゃらんHP
「にゃらん×一澤信三郎帆布オリジナルエコバック制作秘話2007」

「にゃらん×一澤信三郎帆布オリジナルエコバック制作秘話2008」

丈夫です

商品開発に力を入れていますが、パソコン用を作ってくれないかな?
いかにもビジネスっぽいのか、ウレタンかなんかの安っぽい素材の品ばかりだから、タグの付いた帆布のパソコンバッグにi-Bookやi-Macって良いと思うんだけど。(一澤帆布からは何故かマウスパッドが出ている。)小物関係なら、PSPのケースを作って欲しいなあ。


にゃらんちゃんのポストカードがオマケになっていました!

  


Posted by いたのり at 22:08Comments(0)

2008年07月25日

三丁目の夕日的アイスを愛す*銀閣寺キャンデー店*

スーパーマーケットやドラッグストア、書店以外で一番お世話になっている近所のお店はここ!

銀閣寺キャンデー店

キッチュでレトロな店先

観光客で賑わう銀閣寺哲学の道の入り口がある、白川通今出川交差点の京都銀行の隣というわかりやすい場所で、地元人、観光客と季節を問わず繁盛しています。

銀行のお隣

自家製アイスキャンデーのお店で、駄菓子屋感覚で買えるのが嬉しい。

氷タイプが60円でクリームタイプが140円。130円だったのが先頃10円値上がりして、「原料(乳製品)が値上がりしたよって・・・」と、おじさんが申し訳なさそうに手渡してくれました。「氷のは(原料が)違うから値上がらん。」とも言っていました。

キャンデーは、どれも手作りの真面目な味。季節商品(冬~春)では見た目も美しいイチゴのクリームのがオススメ。
バナナは一年中変わらない美味しさ。

イチゴのクリームキャンデー

あと、今時コップ1杯30円というパインジュースにもビックリです。
ビアジョッキみたいなのに注がれた「大」は50円。

30円なり。店の前のベンチで飲もう

昭和30年代(「三丁目の夕日」の時代)駅なんかに設置してあった、てっぺんにガラスのドームがあって、中でジュースが噴水になっていた「あのジュース」に近い味がして、一気に昭和にタイムスリップできます。トシがバレるな~。

パインジュースも持ち帰り可(容器代別途)

氷のキャンデーは、これまた自転車の後ろに木箱を載せて、旗を立ててチリンチリンとやって来た「アイスキャンデー屋」の味で、修学旅行生が良く買っていますが、銀閣寺拝観の中高年にも大いにウケそうです。

懐かしいソーダ味

修学旅行生にも人気

もちろんテイクアウトOKで、豚児は隣の銀行に公共料金の振込みをしがてら行って、何本も買って来るのがこれからのシーズンの習慣だそうな。新聞紙でくるまれて渡されますが、意外に保冷性に優れています。

でも暑い夏の京都、急いで自転車で帰って冷凍庫に直行です。

お風呂上りに食べるんだ!

五山送り火の夜は大賑わいでした。

真夏の夜に

  


Posted by いたのり at 23:30