2016年11月27日

わたしやっぱり気になります!*あの場所が見える場所

錦繍の京都という言葉に誘われて、嵐山を訪れました

観光客が行き交う道を、ひとつ外れただけの

そこはガイドブックには載らない静かな寺の境内

苔むした石仏の後ろ、紅に染まった地面に近寄り

ひたむきに紅葉(もみじ)の葉をかき分ける白い指先から

かそけき音がする午後のひだまり

彼女(あのひと)が探しているのは一体何?

過ぎ行く秋の名残?それとも……

そんな背中を見つめる僕に気がついたのか、

振り向いて静かに語りかけるあなた……




「ここが殺害現場ね。」


……ごきげんよう。内藤剛志、じゃない、細川俊之です。

(BGM ジャン・ミシェル・カラディック「愛の世界」)


「現場写真」じゃあんまりだから、「京都地検の女」の成増さんちのお寺

久々に秋たけなわの京都を訪れることができましたが、素人のフリー素材みたいな紅葉写真をUPするのもアレなので、帰宅して今までの写真を整理して、ようやく見つけ出したコレ出します。




目印としてここから捜せば早い

例の屋上。向こうから見えるのならば!発想を逆転するのよ!なるほどくん!ってことで、京都タワーに行ったオバサン。人物の特定は無理でも、レフ板持ったスタッフぐらいはわかりそうですね。(とんだピーピングオバサンだぜ)

タワーの入場料は大人770円ですが、望遠鏡は全部無料で、童心に返って京都中色々眺めることができるので、十分お釣りが来る感じ。もっとも「おおっ!」と真剣に見ている最中に、「カチャリ!」とコインが切れて真っ暗になる、あの感覚も捨てがたいですが。



画質上げて写真撮って拡大してみました。お庭になってるのはこっち側だけみたい。(因みにもっと安直にグーグルアースでも見えます。)






あ、ココに行った主目的は「覗き」じゃなくて、京都タワー(正確には展望ルームの1階下)が『刑事853〜刑事・加茂伸之介』のロケ地なんで、5年ぶりに上ってみたのでした。気になるとこが確認できてスッキリしたぞい。


梅雨時の降水確率が高い日はアメちゃんプレゼント特典がありました


わあい♪


地下のユザワヤもダイソーも閉店してちと淋しい

おまけ

グランドファッションのワールドがお送りするワールド・オブ・エレガンス~(na 小原乃梨子)



家事やってる時にコレかけると、「もの凄い使命感を持って働く」感して捗る(気がする)



「科捜研の女」を始めとする、京都のロケ地巡りに特化したサイトを作りました。こちらからどうぞ。

京都殺人ロケ地案内に移動する


  


Posted by いたのり at 21:38Comments(1)

2016年11月05日

地元に来たロケ地*悪魔が来りて笛を吹く編

前回(レインボーマン&仮面ライダー編)からの続き

この旧本多忠次邸がロケに使われた作品タイトルと、実際に映っているシーンが、映像作品中に次々と出てきます。

岡崎市HP・旧本多忠次邸概要



カット割り早いし良く聞き取れなかったりしたので、職員の方に尋ねたら、「レインボーマン」「仮面ライダー」の他には、「キイハンター」「特捜最前線」「ザ・オーディション(世良公則とセイント・フォーの映画)」、「避暑地の猫」、そして、「金田一耕助シリーズ・悪魔が来りて笛を吹く」……

なんですとおおおお!!!以前見学した時、「(紫織庵の洋間ほどじゃないけど)椿子爵邸みたーい」って思ってたのですが、まさかの本物!!!

と、思ったんですが、「撮影に使われたのは池と庭で、内部は使われていない。」とのこと。よく似た間取りだが確かに違う。玄関ドアの装飾もそっくりだが、ココじゃないそうな。


玉虫伯爵殺害のトリックに使った覗き窓が無いし


階段の手すりの形も違う

このドラマで撮影に使われたのは「外だけ」で、帰宅後DVD確認したら、確かに時折挿入される噴水の天使像だ!でもって目賀博士(観世栄夫)が殺されてた池!!!


日本的顔立ちのキューピッド




庭木が無いものの間違いなくココ





移転移築(ゲンミツに言えば、池はキューピッドとシャチ等のレリーフ以外は復原)こそしちゃったものの、まさにこの池で目賀博士の死体が発見され、ここに古谷一行が!長門勇が!沖雅也が!!!立ってたんやで!(この場面にはいないが、刑事役の森次晃嗣の植松への聞き込みシーンも、樹木が生い茂る世田谷の邸内っぽい)


ドアの装飾がそっくりなので金田一ごっこできる


古びた洋館特有の「暗さ」が失われいるのが残念


「幼い頃、ロケ現場を見たくて見たくて見せてもらったら、濡れ場撮影真っ最中だった」という、息子さんの思い出も映像作品の中で語られておりました。日活ロマンポルノの五月みどりの「かまきり夫人」辺りかなあ?室内ロケはしてないそうですが「悪魔が来りて」も、かーなーりきわどいシーンあったよね。

(土曜日22時オンタイムで家族で見てたら、いきなり草笛光子と長門裕之の濃厚シーンになって気まずかった思い出^^;もっともこの時間帯は「木枯し紋次郎」の村娘拐かしシーン、「必殺シリーズ」の岡場所シーンや悪代官お戯れシーン、「テレビ三面記事 ウィークエンダー」の再現フィルムと、Hてんこもりだったw)


原作と色々違っているが、草笛光子と中山麻理のアンティーク着物が(・∀・)イイ!!


案内ボランティアの方の説明だと「撮影場所としての貸出は、まあ、生活の為でしょうな……」。そりゃー世田谷に2000坪じゃあねえ、固定資産税考えただけでも恐ろしや。

ロケ地巡りファンとして、つくづく資料(出演者のサインや写真等)が失われていることが惜しまれます。それらは本多忠次氏が1999年に103歳(!)で亡くなられた際に、お棺に入れたと語られていましたが、今時お棺にそんなに詰め込む訳にはいかないから、処分したんでしょうね。

オバサン、壊れたホコリまみれの電化製品を始め、不用品だらけ物だらけの実家を、只今絶賛片付け(いわゆる「親家片」)中なんで、親族を非難する気には到底なれません。


もうちょっと樹木があって欲しい


移築前はかなり傷んでいて幽霊屋敷扱いだったとか

とりあえず、「東公園の入り口んとこの屋敷、実は『悪魔が来りて笛を吹く』の椿子爵邸ロケに使用!」ネタは中々周りのウケがよろしく、金曜夜は「ジャングル黒べえ」見て「レインボーマン」見てたオタク娘(わし)に、「もう、そういうのは(見るのを)止めたら?」と、良い顔しなかった両親(後期高齢者)も、古谷一行の「横溝正史シリーズ」には喰いつきました。


2階浴室のステンドグラスが可愛い


全裸美女の死体が似合う1階浴室


ジャコビアン様式のダイニングセット


アールデコの照明と家具がステキ


和室には美女の死体を入れるのに御誂え向きの大型トランクも

もちろんパパ(同い年のオタク旦那)はレインボーマンと仮面ライダーと共にがっつり、沖雅也ファンだった友人もがっつりという、角川映画ブーム直撃世代には、絶大な支持を受けるであろうネタだから、管理してる岡崎市教育委員会は、経済振興部観光課と協力して、もっとバンバン宣伝しろください。

(実際ネット漁ってもほとんど情報が無い。2年前の夏に涼月祭という催しで、「悪魔が来りて笛を吹く」の上映会をしたそうですが、全然気が付かなかったクヤシイ。その資料がまたpdfファイルだもんなー。)

上記のようにロケ使用した作品名は、いくつか判明している訳で、そこから話数、放映年月日、出演者も割り出せば、結構なコンテンツツーリズムの種になると思われますから、HPやチラシで周知して欲しいです。「この作品で見た!」という情報も合せて求めれば良いかと。

あと、できれば、本多忠勝で初代仮面ライダーの藤岡弘をゲストに、何かイベント希望!(家康行列の時とかにさあ)


駅から遠くクルマでないとちょっと不便

ともあれ、横溝正史作品ロケ地巡りや千金に行けない鬱憤が、ここで少し晴れました!(`・ω・´)

倉敷市公式観光サイト
「コスプレイベント・1000人の金田一耕助」



今読むと角川文庫の横溝正史作品活字小さすぎ(老眼にキツイ)
ボロボロだし全部買い直した


岡田真澄のサインがあったとか。ファンファン大佐?

以前の東公園ルポはこちら(別ブログです)
【艦これ】岡崎市東公園で昭和に浸る【長門】



おまけ

京都で金田一関連ロケ地だと、TBSの「横溝正史シリーズ」第2期エンドロールに出てくる龍谷大学大宮学舎。ここと自転車置き場のある北側の校舎だそうですが、古谷一行の座ってる画面見ると、庇のアールって言うの?そこの形が違う。改修の際に形を変えたのかなあ?


「るろ剣」でも使われたメジャーロケ地


「変えた」というより、建築当初の形に「戻した」可能性もあるか






「科捜研の女」を始めとする、京都のロケ地巡りに特化したサイトを作りました。こちらからどうぞ。

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Posted by いたのり at 10:57Comments(1)

2016年11月03日

地元に来たロケ地*レインボーマン&仮面ライダー編

(2ヶ月以上前の地元ネタですが、強力オタクロケ地ネタなのでこちらにUPします。「科捜研の女」16シリーズについては絶対あそこだ!と確信してるんだけど、適当な写真が無いから今度行ってきます。多分絶対ツインテール狛犬のあそこw)



8月も最後の週、「あいちトリエンナーレ」の会場となった地元の案内所にマップやパンフ貰いに行ったら、こんなもの発見!!!



お座敷レインボーマン!?!

なにこれすげー気になる!???

ええもう、大好きでしたよ「愛の戦士レインボーマン」。特に平田昭彦演じるクールでダンディーなミスターKが!(銀髪萌え)



週刊少年マガジン連載の小島利明による漫画版も大好きで、人生初のお小遣いで購入した漫画単行本なのだ。(後年凄い高額物件になり、進学時に部屋の整理で手放したのを悔やんだが、今は電子版が購入できる。「金魚屋古書店出納帳」にレインボーマンせどりネタがある。)

コミックパーク「レインボーマン」全4巻(一部立ち読み可)


で、話は戻ってこのチラシ、ドコよこれ?っちゅうと、旧本多忠次邸というお屋敷の中。



藤岡弘演じる舅ドノこと、本多忠勝の子孫である本多忠次氏の自宅洋館。東京は世田谷に昭和7年に建築されたスパニッシュコロニアル様式の屋敷が、代替わりとか色々あって取り壊すのもアレだしってことで、明治村を始めあちこちに移築保存を打診した結果、平成24年に本多家に縁のある岡崎市の東公園に移築復元されました。

岡崎市HP・旧本多忠次邸概要


公園入り口にいきなり建ってる

見学に行ったことはありますが、こんな面白いネタ放っておけないわと、チラシ片手に再び訪れました。別にレインボーマン全話一挙上映!とかそういうイベントではなく、この建物とかつての主人の逸話から着想を得た、クリエイターの高橋耕平氏制作の「ダビング・ハウスの再生」という映像作品が、2階和室で終日エンドレス上映されておりました。


トリエンナーレ出展作ではなかった

ここの来歴のドキュメンタリー仕立ての映像なのかな?と見ていると、なんかインタビューっぽい内容なのに、話し手と聞き手が同じ声でわかりにくい。これは忠次氏の御家族への聞き取り内容を、映像作家自身が一人二役で再構成した「作品」なのであって、素人にはちょっと効果の程が不明。作家には大変申し訳ないですが、普通に元音声かテキストで、ここの紹介ビデオを作って欲しいです。



で、その中で、かつてこの屋敷が数多くの映画やドラマのロケに使われたという話になり、そこに「レインボーマン」が出てくるワケでー。

帰宅して本編チェックしたら、14話の「恐怖のM作戦」でバッチリ撮影に使われていました。「M作戦」……MONEYのMのことで、お多福会という新興宗教を通じて国内市場に偽札を大量にばら巻き、超インフレを招いて日本経済を混乱させるという、反日組織死ね死ね団による、かなりマトモにして頭脳的な日本壊滅作戦です。

(尚、この回から塩沢とき演じる魔女イグアナと、彼女率いる殺人プロフェッショナルという奇人変人集団が登場して、コドモ心にもなんか頭悪そうな作戦を展開した。)


レインボーマンでは内部は撮影に使われていないそうな

殺人プロフェッショナル一員のフドラに誘い出され赴く、秩父の山奥の山荘という設定で、確かにこの玄関!!!



戦後の一時期、屋敷は進駐軍に接収され、その際も、家具や庭木はそのまま大切にされていたそうで、おかげで、建築当初に植えられたヒマラヤスギが無事に育成し、広大な鬱蒼たる庭に。

かくして、レインボーマンは世田谷の「秩父山中」で、殺人プロフェッショナルと死ね死ね団員たちと死闘を繰り広げるのだった!(ナレーション・納谷悟朗)


下っ端が使うボウガン(クロスボウ)がカッコよかったな

この建物をバックに遠当ての術ですよ!!!カンゲキ!!!





特撮作品では、なんと初代「仮面ライダー」でも外観が使われてて、第13話の「トカゲロンと怪人大軍団」でトカゲロンに改造されたプロサッカー選手、野本健(イヤな奴)の家っちゅうか、ショッカーのアジトになっとります。


第1期怪人軍団のいた部屋と似てるが違うんだそうな

この回の見どころは「やられショッカー怪人コレクション」と、ライダーと立花さん(小林昭二)の体育会系バリバリのノリの無茶特訓。

こんな風に歴代ライダーを鍛えたのが評価され、あの伝説の「イカデビル特訓」に繋がるのだな。同い年のオタク旦那曰く「藤岡弘が大怪我して、ライダーが完全にスタントになってる回だ!なんか変だなーと思って当時見てた!オレ、2号のマスクあんまり好きじゃないんだよなー、顎のところがさあ……(オタクは色々ウルサイ)」)


野本が滝和也が去るのを見ていた小窓
(現在は事務室の窓、快く撮影させていただきました)



レインボーマン関連が出てこないwコレジャナイwww


これでいっか


仮面ライダーはこんなんあった

今見てもキレッキレな演技のヤマトタケシ役の水谷邦久は、後年「太陽に吠えろ」で犯人役となりマカロニ刑事を殉職させてびっくり!とか、「♪インドの山奥で~」の主題歌歌った水島裕が主人公の声を演じた「六神合体ゴッドマーズ」にハマりにハマってイベントやコンサートに行ったとか、オバサン、語り出したらキリが無く、どんどん黒歴史も掘り返されるのでこの辺にしときますw

でも続く!


以前の東公園ルポはこちら(別ブログです)
【艦これ】岡崎市東公園で昭和に浸る【長門】


やっぱりコレ(死ね死ね団の歌はちょっとね)



トリエンナーレのテーマ「虹のキャラバンサライ」って、美内すずえや井出ちかえ辺りの70年代大河少女マンガタイトル感ある。



「科捜研の女」を始めとする、京都のロケ地巡りに特化したサイトを作りました。こちらからどうぞ。

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Posted by いたのり at 21:06Comments(2)